【初心者向け】ポケモンカードXY・SM サポートの役割

ポケモンカードも2016年末からSM環境に突入。コレクションサン・コレクションムーンの発売やスターターデッキの発売で、新しいトレーナーズもいくつか追加されました。

ちなみに「トレーナーズ」とは左上に「TRAINER’S」の表記があるカードで、サポート(人物の描かれているカード)・グッズスタジアムの三種類を含みます。ポケモンカードジムや公式大会で主流の「スタンダードレギュレーション」では、XY・XY BREAK・SMの各トレーナーズが使用可能です。

そんなトレーナーズ、ポケカを始めたばかりの初心者の方は、デッキ作成時に配分や役割がもう一つわからなかったりするのではないでしょうか。

デッキレシピ | ポケカ公式
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配分については各デッキによって異なることもあり、上記公式のデッキレシピが参考になります。ですが特に「デッキにそのサポートがなぜ採用されているか?」ということについてはわかりにくいかもしれません。

そこで本記事では初心者の方向けに、トレーナーズの中の「サポート」の役割や使い方を、ジャンル別に解説してみたいと思います。なお以下にご紹介するサポートは、XY・XY BREAK・SMのサポートの一部です。下記以外にもサポートは存在しますが数が多いため、採用率の低いカードは割愛しました。

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ドロー(山札を引く)系

まずは基本中の基本、「プラターヌ博士」。手札をすべてトラッシュする代わりに山札から7枚引けるという強力なカードです。

以前初心者の親子さんと話した時に「プラターヌでなかなか手札を捨てれない(気持ち的に)」というお話を聞きましたが、よーくわかります。キーカードやトラッシュから戻しにくいカードがあると使いにくいですよね。

ですがポケカはドロー命な部分がありますので、状況にもよりますが特に序盤では思い切ってプラターヌを使った方が、場を展開できることが多いと思います。次の手番の最初のドローがいいカードである可能性は限りなく低いので、思い切って手札トラッシュからの7枚ドローの方が確率的には勝利につながりやすいかと。

こちらはドローでも手札を増やす系。

ハウ」は山札を3枚引くことができます。XYの「ティエルノ」も同様の役割です。プラターヌ博士に比べると物足りないドローですが、手札に影響すること無く山札を3枚引けるのはまあまあの性能。上級者の方でも意外と使っていたりします。

リーリエ」は自分の手札を6枚にすることができます。自分の最初のターンなら8枚まで引けます。ハイパーボールなどと組み合わせて手札を消費すると、より多くの山札を引けます。逆に消費できないとドロー枚数が減るのでデッキに入れる枚数が悩みどころ。

そして最近はあまり見ませんが「バトルレポーター」。自分の手札を相手の手札を同じ枚数にすることができます。相手の手札が多い時や、オニゴーリEXなど相手と手札枚数が同じならば破壊力が増すワザを使う時に役に立ちます。

自分の手札をリフレッシュする系

サナ」は手札をすべて山札に戻し、山札を切ってから5枚を引きます。手札に捨てたくないカードがある時に役に立ちます。

オダマキ博士」は同じく手札を山札にもどしシャッフルしたのち、コイントスで表なら7枚、裏なら4枚をドローするという、少しギャンブル性のあるカード

手札を山札に戻してから指定枚数引き直す、という機能については後述する「N」がダントツで採用率が高いのですが、上記は「自分の手札だけをリフレッシュする」という性能を持ちます。採用率は決して高くありませんが、デッキに1枚さしておいても良いサポートです。

手札リフレッシュ+相手の手札にアクセスする系

「サナ」「オダマキ博士」と異なり、自分の手札をリフレッシュしつつ相手の手札にも影響を及ぼすカードです。相手の手札に良いカードがあるとわかっている時などに、相手の手札を強制的にリフレッシュできます。

N」はプラターヌ博士と並んでダントツに採用率の高いカード。お互いの手札を山札に戻して切り、自分・相手ともそれぞれのサイド枚数分だけ山札をドローします。

Nの特徴的なところは、序盤はマックス6枚引けるドローソース終盤は相手の手札を減らすことができる妨害カードになるというところ。相手のサイドが1枚ならばN打ちのあとに相手がドローできる山札は一枚。サイドをリードされている時に逆転の一打となり得る効果をもたらします。標準的なデッキならば3~4枚はNが入っていることが多いです。

エリートトレーナー」は妨害要素の強いドロー系カード。自分より相手のサイドが少ない時に使うと、手札を山札に戻したのち自分6枚・相手3枚のドローになり、相手より有利な状況を作れます。ただし「相手のサイドが自分より少ない時」でないと使うことができません。序盤に来ても腐るので、デッキに多投はしない方が良いでしょう。

ジャッジマン」は自分・相手とも手札を山札に戻したのち、それぞれ4枚をドローする効果。自分も若干不利になる可能性がありますが、相手の手札にアクセス、かつ枚数を調整することができます。また先述のオニゴーリEXや特性「ソニックビジョン」を持つメガヤンマ(XY11)を使う時にも役立ちます。

イリマ」はSMで新登場のカード。手札を山札に戻し、自分・相手ともそれぞれコイントスをして表なら6枚、裏なら3枚を引きます。正直メリットがよくわからないのですが(笑)、カード資産が少ないうちは相手の手札へのアクセス手段となるでしょう。

ドロー+攻撃力アップ系

こちらはドロー機能を持つカードの中でも少し変わり種。

サカキの計画」は「自分の手札が5枚になるよう山札を引く」「相手バトルポケモンへのワザダメージをプラス20する」という2つの効果から一つを選んで使うという、他のサポートにはない特徴があります。状況によって効果を使い分けましょう。

SMから登場の「ククイ博士」は山札を2ドローし、かつこの番、相手バトルポケモンへのワザダメージをプラス20することができます。

サカキ、ククイ博士ともダメージをプラス20するという効果を持ちますがあと10ないし20ダメージ足せば相手バトルポケモンが気絶する、という時に重宝します。デッキに1枚さしておいても損はないはず。ただしいずれも「バトルポケモン」なので、ベンチへの攻撃はプラス20されないことに注意。

相手のポケモンを入れ替える系

デッキに必ず1~2枚は入っているといっても過言ではないサポート「フラダリ」。相手のベンチポケモン1体とバトルポケモンを入れ替えます。コイントスであるグッズ「ポケモンキャッチャー」の確定版といった役割。HPの低いポケモン、ダメージを追ってベンチに下がったポケモンを有無を言わさずバトル場に引きずり出す強力なカードです。

任意のカードを持ってくる系

フウロ」は自分の山札からトレーナーズを一枚持ってくることができます。「トレーナーズ」なのでサポート・グッズ・スタジアムいずれもOK。任意のスタジアムを好きな時に手札に加えられる唯一のカードでもあります。

カスミのやる気」は自分の手札を一枚トラッシュし、その後山札を上から8枚見て、好きなカードを一枚手札に加えることができます。通常では手札に加えることのできないカード、例えば特殊エネルギーなどを持ってくる時などに役立ちます(8枚の中にあれば、ですが)。なおトラッシュできる手札が無いときには「カスミのやる気」使えません。

センパイとコウハイ」も「前の相手の番に自分のポケモンがきぜつしている」という条件つきですが、山札から好きなカードを2枚、持ってくることができます。「好きなカード」なので相手に見せる必要はありません。HPの低いポケモン主体で、倒されることが前提のデッキに入れておくと、スムーズなプレイの手助けになるサポートです。

ポケモンを回収する系

クロケア」は自分のポケモン1匹をついているカードごと全て山札に戻します。

AZ」は自分のポケモン1匹を手札に戻しますが、グッズ・エネルギーなど付いているカードは全てトラッシュします。

クロケア・AZともダメージを追ったポケモンを回収したり、シェイミEXなど特性の効果をもう一度使いたい場合に役立ちます。実際には手札にポケモンを戻して後者の使い方ができるAZが多く採用されています。

ポケモンを持ってくる系

ポケモンだいすきクラブ」は山札から「たねポケモン」を2枚選んで手札に加えます。

アズサ」は山札から「たねポケモンのポケモンEX1枚」または「ポケモンEXをのぞくたねポケモン3枚まで」を選んでベンチに出します。

ナギ」は山札から無色タイプのポケモンを3枚まで選んで手札に加えます。

ここで一つ注意が。「ポケモンだいすきクラブ」「ナギ」は「手札に加える」ですが、「アズサ」は「ベンチに出す」です。シェイミEXの「セットアップ」ような「手札からベンチに出した時」に発動する特性は、アズサの場合は使えません。違いを理解しておきましょう。

コルニ」は使用した時に闘ポケモン1枚と任意のグッズをそれぞれ持ってこれる、闘デッキを強力にサポートするカード。例えばグッズ「ふしぎなアメ」と闘タイプの二進化ポケモンを手札に加えることで、前のターンに出したたねポケモンを素早く進化させたりできます。スタジアムやサポートは持ってこれませんが、グッズに限って言えばフウロに似た動きもするので、カード資産の少ないうちは闘デッキ以外でもフウロの代わりに入れておいても良いかも。

エネルギーに関連する系

ダイゴ」は山札から基本エネルギーとサポートを1枚ずつ手札に加えることができます。基本エネルギーはポケモンに貼り、プラターヌ博士やN・フラダリなど状況に応じたサポートを持ってくることによって次ターンの動きにつなげることができます。

釣り人」はトラッシュから基本エネルギー4枚を拾って手札に加える特殊なカード。ゲッコウガデッキやボルケニオンデッキなど、手札からエネルギーを消費するデッキに多く採用されています。

鍛冶屋」は炎タイプ専用のカード。トラッシュにある基本炎エネルギー2枚を炎タイプのポケモンに付けることが可能。手張りのエネルギーと合わせてエネ加速に使われます。スタジアム「灼熱の大地」と組み合わせて炎エネルギーをトラッシュして2ドロー→鍛冶屋につなげるなど、炎デッキの場を整えるのに活躍します。

妨害系カード

「N」なども相手のプレーを妨害する役割がありますが、これらは妨害が主な目的のサポート。

フレア団のしたっぱ」は相手バトルポケモンに付いているエネルギー1個をトラッシュ。基本エネルギー・特殊エネルギーを問いませんが、「バトルポケモン」が対象であることに注意。

クセロシキ」はおたがいの場の「ポケモンのどうぐ」または「特殊エネルギー」どちらか一枚をトラッシュします。「おたがいの場」であることがポイントで、自分のポケモンに付いているグッズ(ポケモンのどうぐ)を付け替えたい時、また自分のポケモンに特殊エネルギーが付いていると不利な状況(対ギルガルドEXなど)でも役に立ちます。

スカル団のしたっぱ」は相手の手札を見てその中からエネルギーを2枚トラッシュする妨害カード。相手の手札をチェックできる、という役割も持ちます。

ロケット団の工作」はコイントス2回で表の数×2枚分、相手の山札をトラッシュします。最高4枚、相手の山札を破壊できるので、山札を削ることが目的のデッキに採用されることが多いです。

こわいおねえさん」は手札破壊。場に出ているスタジアムをトラッシュしたのち、相手は相手自身の手札を3枚トラッシュします。手札が3枚以下だと強烈に展開を遅らせることができますが、スタジアムが出ていない時は使うことができません。

場・手札に影響する系

特殊な働き方をするサポート2枚。

ポケモンレンジャー」はおたがいのプレイヤーとポケモンにかかっているワザの効果が全て無くなります。使用すると、例えばワザを使ったあとにかかる効果「次の番うけるダメージが-20」「次の番ワザが使えない」といったポケモンにかかっている効果が消えたり、「次の番、手札からグッズを出して使えない」といったプレイヤーにかかっている効果が消えます。ちょっとわかりにくい時は近くのルールエキスパートに聞いてみよう!

オカルトマニア」は使用すると次の相手の番の終わりまで、おたがいの場・手札・トラッシュにあるカードに書かれている特性が全て無くなります。オカルトマニアを使うことでゲッコウガの「みずしゅりけん」を使えなくしたり、オーロットの「もりののろい」によるグッズロックを解除したり、シェイミEXの「セットアップ」を無効にして相手の展開を防いだりします。ただしオカルトマニアを使ったことを忘れて「セットアップ」しちゃったりすると気づいたあとの処理が大変。裁定はお近くのルールエキスパートに聞いてみよう!

ポケモンを操作する系

最後、場のポケモンに影響するカードです。

ミツル」は自分の場のポケモンから進化するカードを山札から1枚選んで進化させることができます。ゲッコウガデッキやオーロットデッキで多く採用されていますね。その番に進化させたポケモンもさらに進化させることができますが、ポケモンEXは除くのでM進化はできません。ただしSM環境から登場したGXはOK。またミツルを使った場合、手札から進化させた時に使える特性は無効になります。

ニンジャごっこ」は自分の場のたねポケモン1匹と、山札のたねポケモン1匹を入れ替えます。ついているカード・ダメカン・特殊状態・かかっている効果はそのまま引き継ぎます。狙われやすいシェイミEXを戻したり、違うポケモンに変更して奇襲をかけることができます。またニンジャごっこで入れ替えたたねポケモンは、同じ番に進化も可能です。

ポケモンセンターのおねえさん」は自分の場のポケモン1匹のHP60を回復し、特殊状態も治します。SMから特殊状態ワザがはやりそうなのでデッキに1枚さしておくと助かる、かも。HP60回復は相手にしたら計算が狂うので意外といやなんですよね。

そして「ゴジカ」。バトルポケモンをベンチポケモンと入れ替えて、ベンチに戻ったポケモンのHPを30回復。あまり見ないサポートではありますが、グッズロックがかかっている状況でポケモンいれかえなどが使えない時に役立ちます。

サポートと連携するグッズ

サポートと合わせて使うと効果を発揮するグッズをご紹介。

バトルサーチャー」はトラッシュにあるサポートを一枚選んで手札に加えます。一度使ったサポートもトラッシュから再利用できます。

バトルサーチャーは山札から任意のカードを1~3枚トラッシュできる「バトルコンプレッサー」と組み合わせると、より便利。バトルコンプレッサーでトラッシュしたサポートを好きな時にバトルサーチャーで拾えます。また序盤に引きたくないサポート(ポケモンレンジャーやセンパイとコウハイなど)をドローしないようにトラッシュに送る、といった使い方も有効。

しかしバトルサーチャーもバトルコンプレッサーも、オークションなどで揃えようとすると割りと高価な部類に入るので厳しいかも…。そんな時は「ともだちてちょう」はいかがでしょうか。トラッシュのサポートを2枚選んで山札に戻します。決して採用率の高いカードではありませんが、ポケカをはじめたばかりのお子さんの練習用などには良いのでは。

まとめ

以上、初心者向けポケモンカードXY・SM サポートの役割、でした。各サポートの役割が分かっていると、デッキに入れるか入れないか、また入れる枚数などを決めやすいです。

ポケモンを早く進化させたいからミツルを多めに、特性を使うポケモンが流行っているからオカルトマニアを、ポケモンを早めにベンチにたくさん並べたいからアズサやポケモンだいすきクラブを、といった感じで、環境や目的に合わせたデッキ作りがしやすくなるかと思います。

デッキレシピも参考に、作りたいデッキに合わせて採用するサポート・枚数を調整してください。

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