【初心者向け】ポケモンカード、テキスト解釈のポイント

ポケモンカード初心者向けの記事です。

ポケモンカードの各カードに書かれているテキスト、正しく読めていますか?(偉そう)テキストってシンプルなようでいて、実際のプレイでは判断に迷うことがありますよね。「この場合はどうなるの?」なんて疑問を持ったり。

筆者もそんな疑問が発生した時には他のプレイヤーさんに聞いたり、ポケカ公式に質問して都度確認をしました。そんなこれまでの経験から、間違えやすいポイント、勘違いしやすいポイントをまとめてみました。

なお以降の説明ではプレイヤーA(以下A)とプレイヤーB(以下B)が対戦している、という仮定で説明する箇所がありますのでご留意を。

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「ダメージ」と「ダメカンをのせる」の違い

相手ポケモンにダメカンをのせるには、「○○ダメージ(をあたえる)」と「ダメカンを◯個のせる」の2種類があります。

例えば超タイプのオーロット。「ウッドスラム」は、バトル場のポケモン60ダメージ、ベンチ2体に20ダメージを与えます。これは「ダメージ」です。

一方、オーロットが進化したオーロットBREAKのワザ「サイレントフィアー」は、相手のポケモン全員にダメカンをそれぞれ3個ずつのせます。これは「ダメカンをのせる」、つまり「効果」にあたります。

仮にAが前の番にグレイシアEXの「クリスタルレイ」を使っていたとします。一方、BはオーロットBREAKで攻撃します。

クリスタルレイを使うと進化ポケモンからワザのダメージを受けないので、オーロットの「ウッドスラム」はグレイシアEXにワザのダメージを与えることができません。

しかしオーロットBREAKの「サイレントフィアー」は「ダメカンをのせる」なのでダメージではなく「効果」にあたり、ゆえにグレイシアEXにダメカンを3個のせることが可能です。

ちなみに相手にかかっている効果が「ワザも効果も受けない」であれば、いずれも防ぐことができます。逆に「効果を受けない」であれば、上記とは反対の結果になります。

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ほこたて問題

相対するカードで矛盾した内容が書かれている時があります。例えば特性「バンデットガード」を持つフーパとジャラランガGX。

バンデットガードは相手GX・EXからワザのダメージや効果を受けないというテキストなので、ジャラランガGXはフーパにダメージを与えることができないと考えられます。

しかしジャラランガGXのワザ「ひきさく」は相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しないワザ。一方はワザのダメージを受けない、もう一方は相手にかかっている効果を無視する。果たして結果は?

この場合、ジャラランガGXはフーパにダメージを与えることができます。「(影響を受けない、という)効果」と「効果を無視する」では後者が優先されると考えられます。効果を無視するワザは「貫通ワザ」とも呼ばれます。

ちなみに貫通ワザは「ダメージをマイナスする」といったケースでも有効。例えばAが使ったワザで次の番に受けるダメージがマイナスされたり、または「とつげきチョッキ」や「かたいおまもり」などダメージをマイナスするグッズが付いている場合でも、Bが貫通ワザを使ったならば、効果は無視される(計算しない)のでダメージはマイナスされません。

この辺りの解釈は、ポケカ公式のQ&Aで「ひきさく」などで検索すると、より理解を深められるでしょう。

山札は非公開情報

テキストの解釈に役立つのが「山札」と「トラッシュ」への理解。覚えておきたいのは「山札は非公開情報」「トラッシュは公開情報」であるということ。平たく言うと、山札には何が入ってるかわからないよね、でもトラッシュには何があるかわかってるよね、です。

実際にポケモンカードジムに行くとよく見られる光景ですが、「ハイパーボール使います。(山札を確認して)何も持ってきません」というケースがあります。これは俗に「空打ち」と呼ばれる行為です。

山札にはポケモンがあるかないかわからない(デッキの持ち主は知ってるけど)という前提なので、建前上は「探したけど無かったから持ってこないよ」という行動を取っても良い、という解釈です。またハイパーボールの空打ちを連続することも可能です。

より詳しい理解としては「上級プレイヤー用ルールガイド」の「Ⅰ遊びかた説明書の補足」より「H 山札」が参考になります。

ルール | ポケカ公式
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カードのテキストに山札からカードを選ぶことを指示された場合は、指定枚数、または指定枚数より少ない枚数を選ぶ、かつ0枚選択もOK、ということです。

ただしバトルコンプレッサーのように「好きなカードを◯枚選ぶ」という時は最低1枚を選ぶ必要があるので注意。「ポケモン」や「グッズ」など指定がある時は0枚選択できますが、「好きなカード」は最低1枚以上を選ばなければならない。ややこしいですねw。

トラッシュは公開情報

一方、トラッシュは公開情報です。なのでくっきりはっきり分かっていることについてはそのように処理をしなければなりません。

例えばエネルギー回収。テキストは「自分のトラッシュにある基本エネルギーを2枚、相手に見せてから、手札に加える。」ですが、

  • トラッシュに基本エネが2枚以上ある→必ず2枚拾う
  • トラッシュに基本エネが1枚のみ→1枚だけ拾う
  • トラッシュに基本エネが無い→カードは使えない

といった裁定になります。テキストの指定が「2枚~(中略)~手札に加える」なので、トラッシュに2枚以上ある場合は必ず2枚を拾う必要があります。1枚だけ、は選択不可です。

またトラッシュに基本エネが無い場合は、カードの効果が発動できないということなので、そもそもエネルギー回収を使うことができません。

これはボルケニオンのパワーヒーターなどでも同様。炎エネルギーが2枚以上トラッシュにあるならば、必ず2枚を2体のポケモンに付けなければなりません。ただしトラッシュにエネが落ちていなくてもパワーヒーターは使えますし、またベンチポケモンが1体の場合は、1体に一つの炎エネを付けてワザの処理が終了します。

処理の順番。「その後」に注意

「○○をする。その後、△△をする」といったテキストの場合も注意が必要です。

例えばグッズ「まんたんのくすり」。テキストは

「自分のポケモン1匹のHPを、すべて回復する。その後、そのポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。」

です。ではダメカンはのっているけどエネは付いていない、というポケモンは「まんたんのくすり」で回復できるか。答えは「できる」です。

これはテキストの前半部分をまず処理し、後半部分は処理できないのでそこで終了、という解釈になるからです。

一方、特性「ぬめぬめさいせい」を持つヌメルゴンの場合はどうでしょう(「誰もそんなカード使ってない」とか言わない!)。

テキストは

「このポケモンについているエネルギーを1個選び、トラッシュする。その後、このポケモンのHPを「60」回復する。この特性は、自分の番に何回でも使える。」

です。ヌメルゴンにダメカンがのっていて、かつエネルギーが付いていない時、特性「ぬめぬめさいせい」でヌメルゴンはHPを回復できるか。

答えは「できない」です。トラッシュできるエネルギーが付いていないために前半の処理が行えないので、そもそも特性を使うことができないから、です。

このように「状況+処理の順」によってはテキストに書いてあることを実行できないケースがあります。特に「その後」の前後は注意しましょう。

効果が無いと判明しているカードは使えない

上のエネルギー回収でも少し触れましたが、使う時に効果が無い、発動できないと絶対判明しているカードは使用することができません。

例えば自分のベンチスペースをポケモンが全て埋めている時、ベンチにポケモンを1枚出す効果を持つネストボールを使うことはできません。効果が無い、とわかっているからです。

ただしバンデットガードを持つフーパにMライボルトEXのターボボルトを打つ、といったような行動は可能です。フーパは特性によりターボボルトのダメージは受けませんが、ターボボルトの効果でトラッシュの基本エネをベンチポケモンに付けることは可能です。

「手札から」に注意

テキストにはよく「手札から○○した場合」といった条件が付くことがあります。例えばシェイミEXの特性「セットアップ」が発動するのは手札からシェイミEXを場に出した時。ネストボールで「山札から」ベンチにシェイミEXを出した時はセットアップを使うことができません。

またグッズ「ふしぎなアメ」を使って2進化をした時も、「手札から」ポケモンを進化させたことになります(詳しくはテキスト参照)。なので例えば特性「とつぜんかみつく」を持つクロバットをふしぎなアメで進化させた時も、特性は発動することができます。自分の行動が「手札」からなのかそれ以外からなのか、を良く把握しておきましょう。

テキストの対象を確認する

テキストにはダメージや効果の対象が多くの場合、明記されています。例えば「こだわりハチマキ」ならば

「このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のバトル場の「ポケモンGX・EX」へのダメージは「+30」される。」

といったテキスト。こだわりハチマキを付けるとGX・EXへのワザダメージがプラス30される、ということは周知の事実ですが、よく読むと効果の対象が「相手のバトル場」であることが分かります。ここからベンチいるGX・EXへのワザダメージはプラスされない、というような判断ができます。

逆のパターンでは「相手のポケモン1匹に」などのテキスト。ここから対象はバトル場だけでなく、相手ポケモンならベンチでも対象になることが読み取れます。

また「ひかるミュウ」のワザ「でんせつのみちびき」を見てみます。テキストは

「自分の山札にあるエネルギーを2枚まで、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。」

です。よく読むとワザで付けられる対象は「エネルギー」。「基本エネルギー」ではないので、特殊エネルギーでも付けられることがわかります。

このようにテキストに書かれている「対象」には細かな違いがあります。これらを理解しておくと、デッキ構築や戦術に大きなメリットが産まれるでしょう。

まとめ

以上、「【初心者向け】ポケモンカード、テキスト解釈のポイント」でした。基本の考え方を理解しておくと応用が効きます。迷った時のご参考になれば幸いです。

なおポケモンカードで不明な点はルールエキスパートに聞く、もしくは公式のお問い合わせを利用されることをオススメします。特に公式ではフリーダイヤルが用意されているので、バトル中など急ぎの場合でも確認ができます。

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