レンタルサーバー+WordPress(ワードプレス)でのブログ運営で意識しておきたいのが、サーバーにアップする画像の容量(サイズ)。ユーザーが使える領域には上限があるので、アップロードする画像のサイズを抑えるに越したことはありません。
そんな時に便利なのが、画像ファイルのアップロード時に画像サイズを自動で調整してくれるプラグイン「EWWW Image Optimizer」。同様のプラグインは他にもありますが、「EWWW Image Optimizer」はその中でも良く名前が上がるプラグインの一つです。
「EWWW Image Optimizer」をインストール
WordPress管理画面の左ナビ、「プラグイン」項目から「新規追加」を選択します。プラグイン追加画面の右上「キーワード」に「EWWW Image Optimizer」と入力すると、候補に「EWWW Image Optimizer」が表示されます。そこからインストール、完了したらプラグインを有効化します。
「EWWW Image Optimizer」の設定
「EWWW Image Optimizer」はインストール後に特別な設定を必要としません。プラグインが有効化されていれば、WordPressのアップロード機能を通じて自動で画像サイズを圧縮してくれます。
上記は「EWWW Image Optimizer」の設定画面。一部APIキーを購入しないと設定できない項目もありますが、基本的にはデフォルトのままで問題ありません。
「基本設定」の「メタデータを削除」にチェックが入っている場合は、画像に設定されているEXIF情報などをアップロード時に自動で削除します(デフォルトでチェックは入っているはずです)。
GPS情報など画像に記録された個人情報も削除してくれるので、基本はONがオススメです。意図的にEXIFなどメタデータを公開したい、という場合はチェックをはずしておけば、そのまま公開できます。
アップロード例
こちらは実際にアップロードした画像の例です。
「EWWW Image Optimizer」を無効化してアップした画像です。サイズは約135KB。
こちらは「EWWW Image Optimizer」を有効化してアップした画像。画像サイズは約130KB。
メディアギャラリーでは最適化の結果を確認できます。この画像では2.4%(5.1KB)のサイズをプラグインが減少しています。
今回アップした画像はもともと容量が少ないので大幅な効果は見られませんが、大きいサイズの画像や大量の画像をアップする時ほど、効果が実感できるでしょう。
ブログ運営を長く続ければ続けるほど、サーバー容量の確保が大事になってきます。また画像ファイルのサイズ圧縮はページ表示の高速化にもつながり、転送量の節約・ユーザーの利便性にもつながります。
一括最適化
「EWWW Image Optimizer」では、WordPressにアップ済みの画像も一括で最適化できます。左ナビ「メディア」のメニュー「一括最適化」を選択。
上記画面より、最適化されていない画像をスキャンして最適化してくれます。これまでアップした画像を一括でシェイプアップしたい場合に役立ちます。
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