自分のブログで漫画・小説・ライトノベル・実用書など、読んだ電子書籍の感想・レビュー記事を書き、そこにAmazonアソシエイト(アフィリエイト)のリンクを貼っている方は、結構多いと思います。
ですが、そこでKindle電子書籍を紹介しても、ほとんど成果が発生していないのではないでしょうか。私も本の感想・レビュー記事を書いたことがありますが、ビックリするほど売れません(笑)。
そんな時は、「Aamzonアソシエイト以外のリンクを設置」すると、意外に成果が発生することがあります。以下、その方法をご紹介します。
なぜAmazonのリンクから電子書籍が売れない?
そもそも「なぜAmazonアソシエイトの成果が発生しないのか?」について簡単に。
これは身も蓋もないことを書くと、「本の感想・レビュー記事が魅力的なものではなかった可能性」が、最も大きいのではないかと思います。この部分についてはひたすら精進しかない!
と同時にもう一つ可能性があります。それは「ブログ記事を読んでいる人がKindle以外の電子書籍サービスを利用している」こと。
電子書籍はやはりKindleを利用しているユーザーが多いのですが、ブックライブ(BookLive!)・ebookjapan・BOOK☆WALKERなど、その他の電子書籍サービスを利用しているユーザーも多数います。
そんな時にAmazonアソシエイトのリンクとあわせて、それらのアフィリエイトリンクを設置しておくと、そのサービスを利用している閲覧者がリンクをクリック、そこから成果が発生する可能性があります。
オススメのASPはバリューコマース
電子書籍のアフィリエイトは、いろいろなASP(アプリケーションサービスプロバイダ)で提供されていますが、その中でもオススメのASPは「バリューコマース」です。
オススメの理由は、
- 電子書籍の案件が充実している
- LinkSwitch機能(後述)によりリンクが設置しやすい
の2点。特にバリューコマースは、エンターテイメント関連の案件が充実。電子書籍もブックライブ・BOOK☆WALKERほか多彩な案件が用意されており、バリューコマースだけでかなりのサービスをカバーできます。
LinkSwitch(リンクスイッチ)が超便利!
バリューコマースがオススメなもう一つの理由が、「LinkSwitch(リンクスイッチ)」機能が提供されていること。
この機能に案件が対応していれば、バリューコマースの管理画面にいちいちアクセスしなくても、「通常のURL」を「アフィリエイト用のURLに自動で変換」することが可能です。
例として、ブックライブのリンクを設置してみます。まずはブックライブのサイトから、アフィリエイトリンクを設置したい書籍のページを開きます。
そこでブラウザのアドレスバーに表示されている、ページのURLを選択・コピーします。そのURLをブログ記事の編集画面で、下記のようにリンクを記載したとします(画面はWordPressブログのもの)。
このリンクを実際に公開された記事で見ると、リンクがLinkSwitch機能により、自動的にアフィリエイトリンクに置き換わります。
↑上記のようにブックライブのリンクが、バリューコマースのものに置き換わっています。正規のURLを貼り付けるだけで作業が完了するので、簡単・便利!
なおLinkSwitchは、仮に案件が終了した場合はリンクの変換が停止、もともとのURLが表示されます。そのため、各ページのアフィリエイトリンクをいちいち編集しなくて良いのもメリットです。
LinkSwitchの設置・利用方法
LinkSwitch機能を利用するには、事前にブログに「LinkSwitch用のJavaScriptコード」を設置しておきます。
まずはバリューコマースの管理画面より「ツール→LinkSwitch→LinkSwitch設定」へ進み、そこでLinkSwitch用のコードを選択・コピーします。
次に、ブログにそのコードを設置します。ヘッダー部分(<head>~</head>内)の出力を変更できるファイルなどにコードを貼付け、保存します。
例えばWordPressテーマ「Coccon」を利用している場合は、WordPressメニューの「外観→テーマファイルエディター」へ移動。さらに「tmp-user/head-insert.php」を開き、コードを貼り付けて保存。
実際のページでリンクをマウスオーバーした時、バリューコマースのアフィリエイトリンクに置き換わっていれば成功です(自分でクリックしないように注意)。
Cocoonの場合はWordPressダッシュボードの「Cocoon設定→広告」より、「バリューコマース」項目を編集することでも、LinkSwitchを有効にできます。
なお上記はWordPressの例ですが、WordPress以外でもヘッダー部分のソース変更が可能なブログサービスならば、LinkSwitchを利用することができます。
まとめ
以上、AmazonアソシエイトでKIndle電子書籍が売れない時は、他社リンクの追加で成果発生を狙ってみては?というお話でした。
本記事では「電子書籍案件+LinkSwitch」を紹介しましたが、バリューコマースでは電子書籍以外にも、LinkSwitchの対応案件が多数用意されています。エンタメコンテンツも多いので、その方面のブログを運営されている方は、ぜひチェックしてみてください。
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