Kindle Unlimitedって最近どう?傾向とオススメのジャンルなど

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AmazonのKindle電子書籍の中から、対象書籍が月額定額で読み放題となる「Kindle unlimited」(キンドル・アンリミテッド)。2016年のサービス開始から、約3年が経過しました。

私もその間、契約・解約を繰り返してKindle Unlimitedを利用してきました。最近また利用を再開したのですが、サービスの内容、特に書籍のラインナップがだいぶ充実してきたな、と感じます。

そこで本記事ではKindle Unlimitedの簡単な概要と、最近のラインナップの特徴、オススメの使い方などをご紹介します。

なお下記でKindle Unlimitedの対象書籍をいくつか掲載していますが、対象書籍は記事作成現在のものであること、定期的に入れ替わる可能性があることをご理解ください。

Kindle Unlimitedとは?

サービス概要をさっくりと。

Kindle Unlimitedは、AmazonのKindle電子書籍の中から、対象書籍が月額980円で読み放題となるサービス。対象書籍は記事作成現在、約50,000冊(※Kindle本からKindle Unlimited対象を選択して抽出された数)です。

初めての利用ならば、30日間の無料体験が利用可能。また一度解約したあとでも、一定期間(おそらく一年程度)が過ぎれば再度、無料体験を利用可能になるようです。

一度に読める数(端末に保持できる数)は10冊で、これは随時入れ替え可能。契約は自動更新で、解約はKindle Unlimitedの会員登録管理画面から行うことができます。

Kindle unlimited公式

最近の傾向

さて、気になるKindle Unlimitedの対象書籍の傾向。最近のラインナップは、以前より「読める、使える」本が増えてきた、という印象です。個人的に感じているポイントをいくつか。

メジャー寄りな漫画が増えた

Kindle Unlimitedをコスパ良く使うには、漫画を読むのが一番。さすがに「ワ○ピース」に代表されるような大ヒット漫画や、大手出版社の漫画はラインナップされていませんが、以前よりは中堅出版社の作品や、メジャー寄りな漫画が増えてきています。

例えば新潮社・芳文社やの漫画。多くはシリーズの初期巻のみが読み放題対象ですが、定額で読めるので試し読みに便利です。

電子書籍専門レーベルの漫画が充実

上記に加え、電子書籍専門レーベルの漫画がKindle Unlimitedに多数登場。

海猿 完全版 1
佐藤漫画製作所
¥336(2024/04/26 19:45時点)

「ナンバーナイン」や「電書バト」では、かつてメジャー誌に連載されていた作品も電子書籍化。シリーズ全巻が読めるようになっています。

漫画以外も大手出版社からの参入が

漫画以外にも小説・実用書やその他ジャンルに、幻冬舎・文響社など大手出版社からの参入が。ベストセラーランキングに入るような書籍も提供されています。

KDPの書籍も充実

さらに出版社の書籍だけでなく、KDP(Kindle Direct Publishing)による個人出版の電子書籍にも注目。

個人出版の本は正直に言うと玉石混交ではありますが、近年は一般書籍と比べても見劣りしない作品や、ネットで話題になる書籍が登場しています。これらの中にはKindleでしか読めない書籍もあるので、Kindle Unlimited加入中にチェックしておきたいところ。

雑誌も多数取り揃え

最近は雑誌の読み放題サービスも増えましたが、Kindle Unlimitedでも多数の雑誌を読むことができます。

Kindleストア : Kindle本 : 雑誌 : 読み放題対象タイトル

ジャンルも「クルマ・バイク・乗り物」「コンピューター・テクノロジー」「スポーツ」「ビジネス・経済」「男性/女性ファッション・スタイル」「語学・教育」その他、豊富種類が揃っています。紙の雑誌は処分に困るから読んでいない、という方も、気軽に読めるのでは。

人気本はランキングから探す

といった感じで、サービス開始時よりは書籍の質が上がっている、と感じられるKindle Unlimited。ただ気になるのは、読みたい本がやや探しにくいところ。

そんな時にチェックしたいのが、ベストセラーランキング。Kindle本の「売れ筋ランキング」「新着ランキング」はKindle Unlimited専用ではありませんが、良く読まれている対象書籍がランクインしています。

もちろん「Kindle Unlimitedの対象タイトル」から書籍を探しても良いのですが、

Kindleストア : Kindle本 : 読み放題対象タイトル

ランキングから探すと、その書籍が全体の中でどの程度評価を受けているか、がわかりやすいかと思います。

オススメの読み放題ジャンル

読み放題をより活用できるジャンルについて。

漫画1

新潮社・芳文社・マッグガーデン・一迅社・徳間書店など、中堅どころの出版社から観刊行されている有名漫画の最初の数巻が、読み放題対象となっています。

まんがの作り方(1) (RYU COMICS)
徳間書店(リュウコミックス)
¥99(2024/04/26 19:45時点)

漫画2

ナンバーナイン・電書バト・三栄・ゴマブックスなどから、全巻が読み放題となっている漫画が提供されています。

ファンタジウム(1)
ナンバーナイン
¥0(2024/04/26 19:46時点)

電子書籍オンリーでの発表ながら、じわじわと人気を伸ばしている「解体屋ゲン」も、Kindle Unlimitedでほぼ全巻を読むことができます。一冊あたりの単価を考えると、これは相当お得。

他にも山と渓谷社から刊行されている矢口高雄さんの漫画「ヤマケイ文庫 野性伝説 羆風/飴色角と三本指」「ヤマケイ文庫 マタギ」などが読み放題対象に。

特に「ヤマケイ文庫 野性伝説 羆風/飴色角と三本指」の方はあの有名な「三毛別熊害事件」を取り扱った迫真のコミカライズ。約1,000ページの大ボリュームは実に読み応えあり。

ライトノベル

「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません」「淡海乃海 水面が揺れる時」など、ランキングにも入るような人気ラノベが、読み放題対象になっていることも。シリーズが一斉に読み放題になるなど、キャンペーンが行われる時もあるようです。

実用書

実用書なども、人気の書籍が対象となっています。「実用書」「人文・思想」「社会・政治」「ビジネス・経済」「コンピュータ・IT」などのジャンルをチェックすると、意外な掘り出し物が。

竹書房の怪談系

読み放題サービスを再開してから、よく読んでいるのが竹書房の怪談系書籍。これらは発売直後からKindle Unlimited対象になることが多いので、単行本を買うよりもお得に読めます。怪談話って基本ショートショートみたいなものなので、パラパラ読むのにちょうどいいんですよね。

雑誌

漫画と同じぐらい読み放題が捗るのが雑誌ジャンル。「ファミ通」などのゲーム雑誌や、「MONOQLO (モノクロ)」のようなグッズ紹介雑誌、「オレンジページ」などの生活系雑誌、その他、週刊誌やデジタル系、ファッション系雑誌など、パラパラめくるのに最適な雑誌が多数。多読する人ならば、雑誌だけで元が取れるでしょう。

Kindleストア : Kindle本 : 雑誌 : 読み放題対象タイトル

こんな人に便利

定額のサービスということで、本を読もうが読むまいが一定の料金がかかるKindle Unlimited。契約期間内に多く本を読むに越したことはありません。

ですが活字の本は、やはり読む冊数に限界があります。なのでやはり、漫画・雑誌などを多読する方の方が、サービスを活用できるでしょう。そこに小説や実用書などを絡めると、より有意義な読書に。

逆にKindle Unlimitedのデメリットとしては、対象となっている本の数には限りがあること、その質も様々であること、などが挙げられます。もちろんメインの読書に利用しても良いのですが、読書傾向に偏りが出る可能性もあるため、通常の読書・書籍購入の補助として利用するのが良いのではないでしょうか。

まとめ

以上、「Kindle Unlimitedって最近どう?傾向とオススメのジャンルなど」でした。実際に利用を再開してみて、読みたい本が多いのに驚いています。

もしこれまでにKindle Unlimitedを使ったことが無い、という方は、30日間の無料体験が使えるので使い心地を試してみてください。「解体屋ゲン」などシリーズものの漫画を読むだけで、お得な気分になると思いますよ。

Kindle unlimited公式

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