さんざん注意喚起されていますが、とにかく暑い。身の危険を感じる暑さです。
ところが、私の部屋には諸事情でクーラーを入れることができない。扇風機を回しても、熱風が体にかかるだけ。
これはたまらん!ということで、以前にネットで見かけたお手製のクーラーをハンドメイドで自作してみることにしました。
材料は基本的に100円均一ショップで揃うもののみ。さて、その効果のほどやいかに?
自作クーラーの材料
それではお手製クーラーの材料です。
まずはクーラーボックスと、保冷剤。「100円均一」とか言っといていきなり何ですが、クーラーボックスはダイソーの150円のやつです。保冷剤は四角いケースに入ったタイプ。
こちらは保冷剤をクーラーボックスに固定するための台をつくる、ワイヤー。ニッパーで切断、手で自由に折り曲げることができます。
材料は以上。
150円×1+100円×3に、消費税をプラスして、しめて486円なり。ワンコインいきません。
こういう自作クーラーでは、小型扇風機やファンをクーラーボックスに付けるタイプもあるのですが、今回はすでに購入済みのサーキュレーターを利用することにします。
自作クーラー製作
それではクーラーを作っていきます。
ワイヤーをこのように曲げて、クーラーボックスにはまる幅でカットします。
こんな感じでクーラーボックスにはめます。接着など固定はしていませんが、必要に応じて側面に先端を挿してもいいでしょう。
またクーラーボックスの短辺側に、写真のように四角い穴を開けます。カッターなどで、手を切らないように注意。また水滴が貯まることを考え、底からはある程度余裕のある高さに。
こんな感じで保冷剤を置いて使います。以上で完成。初めて作りましたが、15分ほどで出来ました。かんたん!
稼働させてみる
それでは実際に自作クーラーを稼働させてみます。
冷蔵庫で10時間ほど凍らせた保冷剤をセットして、フタをかぶせます。
ちょっとわかりにくいのですが、写真奥にサーキュレーターを置いています。2~3,000円ぐらいのやつです。小型扇風機でもなんでもいいです。
サーキュレーターの風が奥から入って、保冷剤で冷えた空気を手前の口から噴出する。これぞクーラー!クーラーボックスの下には高さ調節用のダンボールを置いています。
参考程度の情報ですが、こちらがクーラー稼働前の気温と湿度。暑い…。ではクーラーを稼働させます。スイッチオン!
…
あ、ひんやりした空気が流れてきた。
これはクーラーだわ(笑)
今までの熱風とは一線を画する、明らかな冷気が流れてきます。
ちょうど足元に流れるように設置したのですが、なかなか気持ちい。
こちらは稼働後の室温と湿度。室温は1℃ほど下がり、室温は少し上がりました。まあ、あくまでも参考程度に。
てな感じで作った自作クーラー。ワンコイン程度のお金とちょっとした労力で、ほどほどの涼しさが手に入りました。
ただ百均の保冷剤だからか、冷気が無くなるのが少し早いですね。2時間~3時間ぐらいでしょうか。いい保冷剤に変えるるか、複数の保冷剤をローテーションする、といった対策が必要です。
その他の冷却グッズ
自作クーラーを作るまえに、何かいい冷却グッズが無いか、と調べた結果も紹介しておきます。
冷風扇・冷風機
扇風機ではなく、「冷風扇」というジャンルがあることを知りました。水を入れたり、氷を入れたりして冷たい空気を送り出すグッズ。小型のものならば3~4,000円ぐらい。
もう少し大きめのものならば、だいたい1万円前後。私と同じように部屋にクーラーが設置できない、という場合は、これら冷風扇の利用も検討したいところ。
扇風機用保冷剤
あらかじめ冷凍庫で凍らせておいて、扇風機の上にのせて冷風を送り出すグッズ。これならば首振りも可能です。我が家では冷凍庫のキャパが無いので却下されましたが、扇風機を利用したい、という方に。
まとめ
以上、100均グッズでお手製のクーラーを自作してみた、というお話でした。短時間の稼働ならばまあまあの効果がある自作クーラー。何より低コストでできるのは嬉しいところです。
ただし根本的に暑さを解決するわけではないので、
- こまめな水分補給
- 適度な塩分補給
- 時には涼しい部屋に移動して体を冷やす
ということに気をつけ、暑さから身を守ってください。
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