PCをデュアルディスプレイ環境で使っているのですが、その一つがおシャカに。10年以上働いてくれた、良い液晶モニターでした。
というわけで液晶モニターを新調することに。2万円前後の予算から選んだのがこちら。
LGエレクトロニクスの「24MK600M-B」です。液晶サイズは23.8インチ。購入時の価格はほぼ2万円でした。
「MK600M-B」品番は他に21.5インチと27インチがありますが、今回は予算と、元からある液晶ディスプレイと高さが合うように、23.8インチのものを購入しました。
以下、「24MK600M-B」の特徴など。
24MK600M-Bのスペック
LGエレクトロニクス「24MK600M-B」の主な仕様です。
液晶パネル
- サイズ:23.8インチ(アスペクト比 16:9)
- 液晶方式:IPS(ノングレア)
- 最大解像度:1920×1080
- 表示色:約1,677万色
- 視野角:178°/ 178°(CR≧10)
- 輝度(標準値):250cd/m2
- コントラスト比:最大5,000,000:1(通常1000:1)
- 応答速度:5ms(GTG High)
走査周波数
- 水平:30-83kHz
- 垂直:56-75Hz(FreeSync適用時:48-75Hz)
入力端子
- 入力端子:D-Sub(アナログ)/HDMI×2
- 出力端子:ヘッドホン(ステレオミニジャック)
外形寸法(幅×高さ×奥行き)
- スタンドあり:約539×415×182mm
- スタンドなし:約539×322×67mm
重量
- スタンドあり:3.1kg
- スタンドなし:2.7kg
電源
- 電源入力:100-240V,50/60Hz
- 消費電力(最大):17.5W
- 省電力/スリープ・モード:0.3W
- 電源OFF時:0.3W
付属品
- 電源コード
- AC-DC アダプタ
- HDMIケーブル
- CD-ROM(取扱説明書/ソフトウェア収録)
- クイックセットアップガイド
- 取付け用ネジ
この液晶モニターを選んだ最大の理由は、何と言ってもノングレア(非光沢)であること。蛍光灯の下で使うので、見やすいノングレアを採用しました。
液晶パネルの駆動方式はIPS。入力端子はD-Subが1つ、HDMIが2つです。DVI端子は付いていないので注意。また付属のケーブルはHDMIケーブルのみです。
ヘッドホン(ステレオミニジャック)の出力端子は付いていますが、スピーカーは内蔵していません。
液晶の角度は前に-2℃、後ろに15℃です。横方向には稼働しません。
24MK600M-Bの主な機能
LGエレクトロニクス「24MK600M-B」の主な機能です。
- AMD FreeSyncテクノロジー
- フリッカーセーフ
- ブルーライト低減モード
- DAS(Dynamic Action Sync)モード
- ブラックスタビライザー
- OSDジョイスティック
以下、各機能についてざっくりと。
「AMD FreeSyncテクノロジー」は、AMD社のFreeSync対応のAPUまたはGPUと組み合わせることにより、ちらつきやカクつきを軽減する機能。私PCはグラボがNvidiaなので関係ないんですがw。
「フリッカーセーフ」は、画面の明るさを暗く設定した時の「フリッカーフリッカー(ちらつき)」を抑える機能。
「ブルーライト低減モード」は、そのままの機能。
「DAS(Dynamic Action Sync)モード」は、映像処理→出力に関するラグを最小限に抑える機能。
「ブラックスタビライザー」は、映像の暗くて見にくい部分を認識して、明るく映し出す機能です。
「OSDジョイスティック」は、筐体下に付いているジョイスティック状の操作装置。こちらで電源のON/OFF他、モニターの各種設定を行います。
モニターを設置。外観など
実際に24MK600M-Bを設置してみました。
こんな感じ。フラットで薄型の筐体。スッキリしていて、テーブルの上に置いても圧迫感が無いのが良いです。
台座がこんな感じでスリムなのもグッド。意外と安定感があります。掃除がしやすそう。なお台座は組み立て式。プラスドライバーがあればすぐに組み上がります。
前-2℃、後ろ-15℃の可動領域はこんな感じ。大きく角度を付けることはできません。
背面。D-Subポート×1、HDMIポート×2、ヘッドホン出力×1を装備。筐体に対して直角に差し込むタイプです。
PCを起動したらこんな感じ。
右上のアップ。ベゼルが薄いのでもったり感が無いのが良いです。
画面調整など
電源のON/OFF及びモニターによる画面設定は、LGロゴの下に付いているOSDジョイスティックから行います。これ、カチカチ小気味よく動いて結構好き。
起動時にジョイスティックを押し込むと、円形のメニューが表示されます。
ご覧のような、クイック設定・入力・画質・全般の各設定を行うことができます。
またLGエレクトロニクスの公式サイトからソフトウェア「OnScreen Control」をダウンロード・インストールすることで、下記のようなモニターに関する各種設定を行えます。
以上のように、
- Screen Split(画面分割)
- モニターの設定(モード・明るさ・コントラストなど)
- My Application Preset(アプリケーションごとのピクチャーモード設定)
- ゲームモードの設定
が可能です。
24MK600M-Bの使用感
実際に24MK600M-Bを使ってみた感想です。
液晶モニター自体の存在感は、シンプル・スッキリでいい感じ。台座込みの重量も3kgちょっとで軽く、移動がしやすいのも便利。
色合いは、いい意味で淡白・あっさり目。やや赤味を抑えた色遣いという印象です(モードによって若干変わります)。
「OnScreen Control」の初期設定ではやや青味が強いかな、と感じましたが、「ピクチャーモード」を「フォト」に設定することにより、自分好みになりました。
動画の再生もスムーズ。映像マニアではないのでこだわりは強くありませんが、必要十分な綺麗さ・映像のスムーズさがあると思います。
まとめ
以上、LGエレクトロニクスの24インチ液晶モニター「24MK600M-B」の特徴・使用感など、でした。
高級モニターというわけではありませんが、1万円台前半の液晶モニターとは、やはり一味違う美麗さ・安定感があります。買って満足しました。
何よりノングレアであるのが、蛍光灯環境において一番のメリット。バツグンのみやすさがあります。
なお「24MK600M-B」はゲーミングモニターではありませんが、LGエレクトロニクスからは同価格帯(記事作成時で1万円台後半ぐらい)で、ゲーミングモニター「24MP59G-P」が発売されています。
私も最後まで購入を迷った製品。ゲームプレイに重点を置いている方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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