BTOパソコンのススメ。購入・買い替え時に特にカスタマイズしておきたいポイント

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メインで使っていたノートPCの温度上昇が不安で、ドスパラでBTOのデスクトップパソコンに買い替えました。以来、毎日使っていますが、安定して動作しています。内部スペースに余裕のあるミニタワー型にして、温度対策も安心。順調に動いています。

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デスクトップPCの正面。ドスパラのブランド「Diginnos」が刻印されています。パソコンの購入は、大手家電量販店やネット通販でされる方も多いでしょう。

しかしネットで注文・購入をするなら、ネットのパソコンショップで買える「BTOパソコン」もオススメ。既製品にはできない、予算に応じたカスタマイズが、BTOパソコンの魅力です。

本記事は筆者のように、

  • パソコンが古くなってきたので買い替えをしたい
  • ノートパソコンからデスクトップパソコンに買い替えたい(またはその逆)

という理由でパソコンを買い替えたい方のために、BTOパソコンとは?からBTOパソコン購入でカスタマイズしたいポイントをまとめました。

2020年1月のWindows7サポート終了がMicrosoftから発表されており、Windows10搭載のパソコンへの買い替えを検討している方も多いでしょう。パソコン選びの一助になれば幸いです。

BTOパソコンとは?

まずは「BTOパソコン」について。BTOパソコンの「BTO」とは「Build To Order」の略。

BTOパソコンは、注文時にパソコン各部のパーツ、例えば

  • ハードディスクやSSDなどのメイン記憶領域
  • メモリの容量
  • パソコンの核となるCPU
  • 電源
  • 冷却装置
  • ケース
  • その他オプションパーツ

などを、予算や目的に合わせて変更することができます。良いパーツを使いたい部分は予算をかけて、そうでもない部分はそれなりに、といった、自分好みのパソコンがオーダーできるのが魅力。

もちろん、パソコンのパーツに詳しくなくても大丈夫。BTOパソコンを取り扱っているPCショップの多くでは、予め価格帯や目的(ビジネスやゲームなど)に応じたベースとなる構成を用意してくれているので、そこから各パーツの構成を変更できます。

例えばCPUや電源を交換したり、メモリを増設したり、SSD・HDDなどの容量増加を行ったり、無線LAN用のパーツを追加したり、といった各種カスタマイズを、注文前にWEBサイトで行えるので、既成品には無いオリジナルのパソコンが手に入ります。

また個人の主観ですが、価格も既成品と特に変わらない感じ。むしろカスタマイズで余分な部分を削ぎ落とすと、お得感があり。ショップの各種キャンペーンを利用すると、値引き・お得なグレードアップも。

BTOパソコンのメリットは?

BTOパソコンには、家電量販店などで販売されている既成品とは異なるメリットがあり、個人的には以下の2点に大きな魅力を感じます。

メリットの1点目は、「予算と目的に応じたカスタマイズ」ができること。

例えば大手パソコンメーカーの完成品モデルで、松(18万円)・竹(12万円)・梅(8万円)の3タイプがあったとします。しかしその中で自分の予算・目的にジャストなものが無く、

15万円ぐらいで、松と竹の中間ぐらいのパソコンが欲しいな…

という場合でも、完成品モデルでは基本的にパーツの変更ができません。かといって最上位モデルを買うこともできず、何だかモヤモヤすることも。

しかしBTOパソコンなら、必要な部分だけをグレードアップして、松と竹の中間、15万円ぐらいのパソコンを、カスタマイズして購入することが可能。予算と目的に応じた、「かゆいところに手が届く」パソコンが手に入ります。

もう一つのメリットは、不要なオプション品が付いてこないこと。

大手パソコンメーカーの製品を買うと、不必要な機器やソフトなど、いらないオプション品が付いてきませんか?それらが購入代金の中に含まれていると思うと、ちょっと残念ですよね。

またOS(Windows)自体にも、サードパーティ製の不要なプログラム(ソフト)がインストールされていたりして、使い勝手がイマイチなことも。

でもBTOパソコンならば、カスタマイズにより必要なパーツだけを揃えたパソコンが手に入ります。もちろん、代金の上乗せも無し。ソフトも不要なものはほとんど入らず(※)、きれいな状態でWindowsを始めることができます。

※ショップによっては、メンテナンス用のソフトなどがインストールされる場合もあります。

BTOパソコンのおすすめカスタマイズ

以上、既成品とは異なるBTOパソコンならではの魅力・メリットがおわかりいただけかと思います。でも、いざBTOパソコンを買おうと思っても、何をカスタマイズしたらいいかわからない、という方もいらっしゃるでしょう。

以下では筆者自身が購入した時の経験をもとに、BTOパソコン購入時にカスタマイズしたい、おすすめのポイントをまとめてみました。

まずは「何をするためのパソコンか」を考える

お金をかければかけるほど、高性能なパソコンに近づくのは間違いありません。ですがパソコンの購入予算は、ある程度決まっていることと思います。何でもかんでも最上のパーツに、というわけにはいきません。

そこで予算に応じた取捨選択が発生しますが、まず大事なのは「何をするためのパソコンなのか」を明確にすること。

  • インターネットやメールができればいい
  • 画像や動画の編集をしたい
  • パソコン用ゲームがバリバリ動くように

などの目的によって、選びたいパーツやカスタマイズのポイントが変わります。

筆者の場合は、「インターネットや動画の閲覧に加え、軽度な画像編集もしたい」というのが、パソコンの使用目的。なのでビジネスモデルのパソコンよりは、少しだけグレードが高くなるように、ということを購入時に意識しました。

またパソコンを設置する場所の温度調整が難しかったので(平たく言うとクーラーが無い!w)、パソコン内部の冷却機能強化を重視しました。

ベースとなる機種を選択

次にBTOパソコンショップで、ベースとなるパソコンを選択します。

ある程度カスタマイズをすることが前提なので、予算より少し低めの機種、かつ、カスタマイズしたい部分が変更可能な機種を選びます。仮に予算が10万円だとしたら、ベースとなる機種の価格は目安として、7~8万円ぐらいの機種を選べば良いでしょうか。

なおカスタマイズのシミュレーションは、ショップのWebサイトで注文前に何度でもできるので、あれやこれや変更して、予算内で理想のパソコンになるか試してみましょう。

筆者が利用したドスパラでも、ベースとなる機種を適当に選んで「構成内容を変更する」などのリンクをクリックすると、カスタマイズ・見積ができます。どんな部分が変更できるか、試してみてください。

ケース(筐体)のサイズは大きめに

パソコンの設置場所にスペースの余裕があれば、ケースは大きめのものを選んだ方が良いかと思います。スリムタイプのケースよりは、ミニタワー、もしくはミドルタワーのケースがオススメ。

大きめのケースを選ぶ理由としては、熱がこもりにくいこと、そして拡張性があることです。

スリムタイプはコンパクトである反面、パソコン内部の熱を放出しにくく、また各種パーツの追加・変更が難しい、といったデメリットがあります。

パソコンの設置場所の温度に難がある、また購入後にパソコンのパーツ入れ替え・追加などカスタマイズをしたい、といった場合は、ケース容量に余裕のあるミニタワーがいいでしょう。タワー型には掃除・メンテナンスが比較的しやすい、というメリットもあります。

電源は容量アップ+ブランドものを

カスタマイズ前の状態では、500W程度のノンブランド電源(メーカー名が表示されていないもの)が選択されていることが多いです。

しかし、パソコンで要となるのは電源。ここはできれば電源容量を増やす、かつブランド品に替えたいところです。電源がしょぼいとパソコンの動作が不安定になったり、他の機器に悪影響を及ぼす場合もあるようです。

特にグラフィックカード・HDD・SSDの追加や、静音化・冷却化のためにファンを追加、またはUSB給電の外部パーツを追加する、などの予定がある時。追加パーツが電力を必要とするので、ある程度容量の多い電源に変更しておいた方が無難です。

追加構成にもよりますが、できればノンブランド品でない電源を選択しておきたいところです。費用はプラス5000円~ぐらいかかりますが、長くパソコンを使うために要カスタマイズな項目です。

筆者が購入したBTOデスクトップでは、電源のブランドはオウルテック、AcBel、ENERMAX、Enhonce、Seasonicなどが選択でき、最終的にはブランドと予算の兼ね合いで、オウルテックを選びました。

メモリは後で増設もOK

最近主流のWindows10 BTOデスクトップであれば、メモリはデフォルトで8GB~16GBぐらいを積んでいます。特殊な用途に使うのでなければ、基本は8GBもあれば問題ないでしょう。

ショップによっては、メモリを8GBから16GBに無料で増加!のようなキャンペーンをすることもあるので、それを利用してグレードアップするのも一つの手です。

もし予算がない、どれぐらいのメモリを選んだらいいかわからない、という場合は、そのままでもOK。メモリはあとで追加変更することが比較的容易なパーツの一つです。

CPUは用途に合わせてお好みで

CPUを何にするか、というのは一概には言えませんが、ハイスペックを求めないのであれば、インテルのCore i5シリーズで必要十分。最近はエントリーモデルでもCore i7を搭載している機種があり、もちろんそれが買えるのであれば言うことなし。

ショップではインテル製のCPU以外に、AMD製のCPUを採用しているパソコンもあります。AMDのCPUでもまったく問題はありませんが、無難な選択肢を選ぶとすれば、Coreシリーズになるのでは。とは言え好みの問題でもあるので、ここはご予算に合わせてどうぞ。

CPUファン・グリスも余裕があればグレードアップ

CPUはめちゃくちゃ熱を発します。びっくりするぐらい。なのでパソコンの安定した稼働を目指すなら、CPUを冷却するCPUファンのグレードアップがオススメ。

通常はCPUとセットになっているノーマルなファンが使われますが、BTOパソコンによっては、静音・冷却能力をアップしたCPUファンを選ぶことができます。

パソコンを長く使うためには、冷却性能の強化が大事。排熱や各パーツの冷却にコストをかけると、初期投資はかさばっても、結果的にコストダウンにつながります

筆者は、環境的に熱のこもりやすい場所でパソコンを使うので、5000円プラスして、冷却能力をアップしたCPUファンを選びました。またCPUに負荷のかかる作業を行うことが多い方も、CPUファンの冷却化は考慮しておいた方が良いでしょう。

さらに余裕があれば対応しておきたいのが、CPUグリスのカスタマイズ。グリスはCPUとCPUクーラーの間に塗布するもので、CPUからの発熱を効率よくCPUクーラーに伝える役割をします。

グリスもカスタマイズできるなら、1000円~2000円程度の範囲内で、熱伝導率の高いCPUグリスを選んでおいた方が良いでしょう。カスタマイズ費用も安価なので、ケチらずに良いCPUグリスを選ぶと、気持ちに余裕が生まれます。

ストレージ容量も用途に合わせて

メインのストレージ(記憶領域)。以前はSSDとHDDの二種類から選ぶ形が多かったのですが、最近は大抵のパソコンがデフォルトでSSDを採用しています。SSDはHDDよりデータの読み書きが速く、落下や衝撃などの振動にも強いです。

SSDの容量は240GB~500GBから、大容量になるとTB単位になるものまで様々。記憶領域の容量は多いに越したことはない…のですが、実際に数百GBの容量を使い切ることはまれ。また記憶領域は、あとから外付けで増やすこともできます。

なのでストレージの容量チョイスもお好みで。動画データをいっぱい保存したい、といった明確な目的がある場合は、大容量のストレージを選んでおいても良いでしょう。

ブルーレイが必要ならばグレードアップ

光学ドライブは、通常DVDへの読み書きができる、スーパーマルチドライブがデフォルトで選択されている場合が多いです。その他の選択肢としては、ブルーレイドライブがあります。

筆者はブルーレイを使う必要が無かったので、デフォルトのスーパーマルチドライブにしました。ブルーレイが必要になった時は、自分で内蔵ドライブを追加するか、外付けのドライブを用意するつもりです。

グラフィックカード(ビデオカード)増設は必要?

パソコンの画面出力を担当するのは、CPUに内蔵されたグラフィック機能か、マザーボードに追加で挿入するグラフィックカード(ビデオカード)

通常のビジネス用途であれば、CPU内蔵のグラフィック機能でも問題ありません。筆者の場合は画像編集をする必要があったため、CPUへの負荷を分散するためにグラフィックカードを追加・変更できる機種を選びました。

これも用途によって要不要があるのでお好みの範囲。グラフィックカードを追加したいけど今回は予算が合わない、という場合は追加せず、あとでグラフィックカードを自分で追加することもできます。

なおその際は追加可能かどうか、事前にショップに確認しておくと安心。またグラボをのちのち追加したいと考えるのであれば、電源は容量に余裕のあるものを選択しておくのが吉です。

なおBTOパソコンによっては、そもそもカスタマイズでグラフィックカードを追加できない機種もあります。

ケースファン(フロント・リア)は付けておきたい

ケースファンは、ケース内の空気の流れを作り、各種パーツの冷却の手助けとなるパーツです。フロント用とリア用、それぞれのケースファンがあり、デフォルトで付いていたり、またはオプションで付けたりグレードアップをしたり、といったパターンがあります。

筆者の購入パソコンは、リアケースファンはデフォルトでついていました。なのでフロントケースファンのみ追加。ケース内に空気が流れ、冷却性能のアップに一役買っています。

ファンの性能や静音機能は、カスタマイズ内容によってピンからキリまで。どの程度グレードアップするかは、おさいふと要相談です。

Wi-Fi接続が必要ならば無線LAN子機も

デスクトップPCには無線機能が内蔵されていないので、USB機器等により無線機能を追加します。といっても今日びはUSBの無線LAN子機がほとんどなので、これは別のショップや通販で、気に入ったものを別途購入しても良いでしょう。

USB無線LANアダプタでデスクトップPCをWi-Fi化

Bluetoothも必要な場合は、無線LANとBluetoothが一体になったUSB接続のアダプターなどがあります。

ディスプレイ(モニタ)は実店舗購入もあり

モニタ一体型のノートPCと異なり、デスクトップPCは別途ディスプレイも用意する必要があります。

BTOパソコンショップでは、ディスプレイもオプションとして、パソコンと一緒に購入できます。価格を見ると、値引きもあって意外とお得に買えるようです。

が、もし可能ならば、実店舗で画面の映り具合を確認してから購入した方が良い、と個人的には思います。安いディスプレイだと、画面がテカテカで目が疲れてしまう場合もありますからね。

ディスプレイは自分の好みの明るさ・色合いを確かめて選ぶのがオススメです。

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ポイントまとめ

以上、BTOパソコンを購入するときのカスタマイズポイントでした。

簡単にまとめると、

  • ケースサイズはできればミニタワー以上
  • 電源は容量アップ+ブランド電源を
  • メモリは8GB~16GBあれば安心。必要ならば後でも増設可
  • CPUは使用目的+予算で相談。インテルのCoreシリーズが無難
  • CPUファンやケースファンなどは、余裕があれば冷却化オススメ

といった感じでしょうか。

カスタマイズは上を見れば青天井、予算がいくらあっても足りませんが、どうしてもはずせないところ、優先順位を自分で付けてカスタマイズすると、取捨選択ができるのではないでしょうか。

ちなみに筆者の場合は特に冷却性能を重視。CPUファンを高性能なものにしたり、ケースファンをフロントに追加しました。またそれに伴う電力消費量のアップに備え、電源を強化しました。

BTOパソコンショップについて

では実際にBTOパソコンが買えるネットショップについて。

筆者が購入したショップは、「ドスパラ」。BTOパソコンを買ったことが無い方は、その名に馴染みが無いかもしれませんが、老舗のパソコン・パーツショップです。

今回購入したデスクトップPCのほか、以前にノートPCも購入したことがあり、個人的にドスパラに対しては信頼があります。

公式サイト:ドスパラ

またドスパラ以外では、下記のようなBTOパソコンショップがあります。

「DELL」「HP」といった海外メーカーほか、「パソコン工房」や「FRONTIER」など、パソコン関連のショップがあります。

これらは昔からあるショップで、BTOパソコン販売にある程度の実績があると考えて良いでしょう。

あまり聞いたことのないショップはちょっと…という方は、「マウスコンピューター」や「NEC Direct(NECダイレクト)」と言った、国内有名メーカーが選択肢にあがります。

ただしDELLやHPなどは電源容量が少なかったり、また公式サイトにスペックの記載がない場合があるので、要注意。ビジネス用途であれば問題ないかもしれませんが、それ以上の機能・動作を求める場合はやや不安があります。

筆者が利用したドスパラなど、電源をカスタムできるショップ・製品を利用したいところです(電源はホントに重要)。

キャンペーンを利用する

ショップで実際にカスタマイズ・見積もりをしたけど、どうしても予算内におさまらない…、という場合もあるでしょう。

個人的には1~2万円ぐらいのオーバーならば、将来を見据えてエイヤッ!とポチッてしまいますが、そんなお気楽には行かない場合もありますよね。

そんな時は、各ショップで実施しているキャンペーンを利用するのも、一つの手です。BTOパソコンショップでは随時、

  • メモリ容量追加
  • SSD容量アップ
  • CPUグレードアップ
  • オプションの増強など

といった各種キャンペーン・セールを開催しています。キャンペーンを上手に利用して、ご自身の思い描くパソコンを手に入れてください。

公式サイト:ドスパラ

※本記事は以前に公開した記事を2019年10月に一部内容を見直し・修正した上で再公開しています。

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コメント

  1. yuno より:

    すごいわかりやすかったです。
    参考になりました。
    ありがとうございました。

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