BTOパソコンとは?購入時に特にカスタマイズしておきたいポイント

ドスパラでBTOのデスクトップパソコンを買ってから10日ちょっと。毎日稼働していますが、安定して動作しています。

ノートPCの動作への不安からの買い替えでしたが、内部スペースの大きいミニタワー型にして温度対策も安心。初めてのWindows10もそれなりに使いやすく、順調に動いています。

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デスクトップPCの正面。ドスパラのブランド「Diginnos」が刻印されています。
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「パソコンが古くなってきたので買い替えをしたい」
「ノートパソコンからデスクトップパソコンに買い替えたい(またはその逆)」

そんな時には大手家電量販店でパソコンを探す方も多いでしょう。しかしネットで注文・購入をするなら、ネットのパソコンショップで買える「BTOパソコン」もオススメ。具体的なメリットは後述しますが、既製品にはできない、予算に応じたカスタマイズが魅力です。

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BTOパソコンって何?

ここで「BTOパソコン」について。BTOパソコンの「BTO」とは「Build To Order」の略。注文時にパソコンのパーツ、例えばハードディスクやSSDなどのメイン記憶領域や、メモリの容量、パソコンの核となるCPU、電源、冷却装置などを予算や目的に合わせて変更することができるパソコンのことです。

BTOパソコンを取り扱っているPCショップの多くは、WEBサイトの注文フォームで各パーツの構成を変更可能。例えばCPUや電源を交換したり、メモリを増設したり、SSD・HDDなどの容量増加を行ったり、無線LAN用のパーツを追加したり、といった各種カスタマイズに対応しています。

BTOパソコンのメリットは?

予算と目的に応じたカスタマイズ

まず一つ目は「予算と目的に応じたカスタマイズ」ができること。例えば大手パソコンメーカーのモデルで松(18万円)・竹(12万円)・梅(8万円)の3タイプがあったとします。

15万円ぐらいで松と竹の中間ぐらいのパソコンが欲しいな…と思っても、完成品モデルでは基本的にパーツの変更ができないか、できても限られたものになります。かといって松を買うだけの予算はない。

しかしBTOパソコンなら、必要な部分だけをグレードアップして、松と竹の中間、15万円ぐらいのパソコンをカスタマイズして購入することが可能。「かゆいところに手が届く」パソコンが手に入ります。

不要なものが付いてこない

大手パソコンメーカーの製品を買うと、不要なオプション品が付いてきませんか?それらが購入代金の中に含まれていると思うとちょっと残念ですよね。

またOS(Windows)自体にもメーカー製の不要なプログラム(ソフト)がインストールされていたり。

BTOパソコンならばそんな心配はありません。必要なパーツだけを揃えたパソコンが手に入ります。ソフトも不要なものはほとんど入らず(※)、きれいな状態でWindowsを始めることができます。

※ショップによってはメンテナンス用のソフトなどがインストールされる場合もあります。

BTOパソコンのおすすめカスタマイズ

さて本題。BTOパソコンを買いたい時にカスタマイズしたい、おすすめのポイントです。BTOパソコンを販売しているショップで選べるパーツはピンからキリまで。もちろん購入予算もある程度は決まっているかと思いますので、何でもかんでも最上のパーツに、というわけにはいきません。

そこで大事なのは「何をするためのパソコンなのか」を明確にすること。インターネットやメールをするだけなのか、画像や動画の編集をしたいのか、パソコン用ゲームをバリバリしたいのか、によって選びたいパーツやカスタマイズのポイントが変わります。

筆者の場合は「画像編集などもしたいのでビジネス用途よりはもう少し性能の高いもの」がパソコンの使用目的。なのでミドルクラスのパソコンよりは少しだけグレードが高くなるように、ということを購入時に意識しました。またパソコンを設置する場所の温度調整が難しかったので(平たく言うとクーラーが無い!w)、冷却機能強化を重視しました。

ケース(筐体)のサイズは大きめに

パソコンの設置場所を選ばないのであれば、ケースは大きめのものを選んだ方が良いかと思います。スリムタイプのケースよりはミニタワーもしくはミドルタワーのケースがオススメ。理由としては熱がこもりにくいこと、そして拡張性があることです。

スリムタイプはコンパクトである反面、パソコン内部の熱を放出しにくく、また各種パーツの追加・変更が難しいといったデメリットもあります。パソコンの設置場所の温度に難がある、また購入後にパソコンのパーツ入れ替え・追加などカスタマイズをしたい、といった希望があるのであれば、ケース容量にある程度余裕のあるミニタワーがいいでしょう。またタワー型の方が掃除・メンテナンスが楽、というメリットもあります。

電源は容量アップ+ブランドものを

デフォルトでは300~350W程度のノンブランド電源が用意されていることが多いのですが、ここはできれば電源容量を増やす、かつブランド品に替えたいところ。電源がしょぼいとパソコンの動作が不安定になったり、他の機器に悪影響を及ぼす場合もあるようです。

特にグラフィックカード・HDD・SSDの追加、静音化・冷却化のためにファンを追加、USB給電の外部パーツを追加するなどの予定がある場合は、追加パーツが電力を必要とするのである程度容量の多い電源に変更しておいた方が無難です。

追加構成にもよりますが容量500W以上で、できればノンブランド品でない電源を選択しておきたいところ。費用はプラス5000円~ぐらいかかりますが、長くパソコンを使うために要カスタマイズな項目です。

筆者が購入したBTOデスクトップでは、電源のブランドはオウルテック、AcBel、ENERMAX、Enhonce、Seasonicなどが選択でき、最終的にはブランドと予算の兼ね合いでオウルテックを選びました。

メモリは後で増設もOK

最近主流のWindows10 BTOデスクトップであれば、メモリは最低でも4GBを積んでます(下位機種は2GBなどもあり)。使用用途にもよりますが通常は4GBもあれば問題なし。8GBに増設できればなお良し、です。

ショップによってはメモリを4GBから8GBに増加!のようなキャンペーンをすることもあるので、それを利用してグレードアップするのも一つの手。もし予算がない、どれぐらいのメモリを選んだらいいかわからない、という場合はそのままでもOK。メモリはあとで追加変更することが比較的容易なパーツの一つです。

CPUは用途に合わせてお好みで

CPUを何にするか、というのは一概には決められないのですが、Core i7に代表されるようなハイスペックを求めないのであればCore i5で充分すぎるぐらい。ビジネス用途ならばもう少し下のCore i3でも良いでしょう。Core i7にすると性能が上がる分、お値段もグンと上がり、また消費電力もアップしますね。

更に価格・性能を下げていくとAMD A10・Celeron・Pentiumといった選択肢もでてきますが、ある程度負荷のかかる作業をする可能性があるのであれば、Coreシリーズを選んでおくのが無難なのではないでしょうか。

CPUファン・グリスも余裕があればグレードアップ

CPUはめちゃくちゃ熱を発します。びっくりするぐらい。それを冷却するのがCPUファン。通常はCPUとセットになっているファンが使われますが、BTOパソコンによっては静音・冷却能力をアップしたCPUファンを選ぶことができます。

パソコンを長く使うためには、冷却性能の強化が一つの要素。排熱や各パーツの冷却にコストをかけると、初期投資はかさばっても結果的にコストダウンにつながります

筆者は環境的に熱のこもりやすい場所でパソコンを使うので、5000円プラスして冷却能力をアップしたCPUファンを選びました。またCPUに負荷のかかる作業を行うことが多い方も、CPUファンの冷却化は考えた方が良いでしょう。

グリスはCPUとCPUクーラーの間に塗布するもの。カスタマイズできる場合は1000円~2000円の範囲内で熱伝導率の高いCPUグリスを選ぶことができます。カスタマイズ費用も安価なので、おさいふに余裕がある場合はケチらずに良いCPUグリスを選ぶと気持ちに余裕が生まれます(笑)。

SSD・HDDも用途に合わせて

メインの記憶領域。SSDはHDDよりデータの読み書きが速く、落下や衝撃などの振動にも強いです。反面、HDDより容量あたりの価格が高くなっています。もしPCの起動を速くしたい、というのであればSSD+HDDという構成にして、起動領域をSSDに設定、データの保存領域をHDDにすると使い勝手が良くなるでしょう。

筆者は今回購入時は予算的にSSDを選べなかったので、容量1TB(テラバイト)のHDDを選択しました(デフォルトのものです)。SSDを使ったことがないので比較はできませんが、HDDでもOSが最新のWindows10ということもあり起動はスムーズ。特に時間がかかっている印象はないので、高速化を求めていないのであればHDDでも充分ではないかと。まあこのあたりはお好みで。

なおHDDのパーティション分割がオプションで選択できる場合がありますが、パーティションは購入後に自分でも変更できる項目。分割したい場合はネットで調べれば自分でもできますよ。

ブルーレイが必要ならばグレードアップ

光学ドライブは通常DVDへの読み書きができるスーパーマルチドライブがデフォルトになっている場合が多いです。その他の選択肢としてはブルーレイドライブがあります。

筆者はブルーレイを使っていないのでデフォルトのスーパーマルチドライブにしました。ブルーレイが必要になった時は自分で内蔵ドライブを追加するか、外付けのドライブを用意するつもりです。

グラフィックカード(ビデオカード)増設は必要?

インテルCPUを選んだ場合はCPU内蔵のインテル HDグラフィックスがグラフィック(描画)を担当しますが、よりグラフィック機能を高めたいという場合はグラフィックカードを追加します。

これも用途によって要不要があるのでお好みの範囲なのですが、もし購入時予算がない場合は追加せず、あとでグラフィックカードを自分で追加することもできます。なおその際は追加可能かどうか、事前にショップに確認しておくと安心。またグラボをのちのち追加したいと考えるのであれば、電源は容量に余裕のあるものを選択しておくのが吉です。

ケースファン(フロント・リア)は付けておきたい

ケースファンはケース内の空気の流れを作り、各種パーツの冷却の手助けになります。フロント用とリア用それぞれのケースファンがあり、デフォルトで付いているたり、またはオプションで付けたりグレードアップをしたり、といったパターンがあります。

筆者の購入パソコンはリアケースファンはデフォルトでついていたので、フロントケースファンのみ追加。ケース内に空気が流れ、冷却性能がアップしていると思います。ファンの性能や静音機能はカスタマイズ内容によってこれまたピンからキリまであるので、おさいふと要相談です。

Wi-Fi接続が必要ならば無線LAN子機も

デスクトップPCには無線機能が内蔵されていないので、USB機器等により無線機能を追加します。といっても今日びはUSBの無線LAN子機がほとんどなので、これは別のショップや通販で気に入ったものを別途購入しても良いでしょう。

USB無線LANアダプタでデスクトップPCをWi-Fi化

Bluetoothも必要な場合は無線LANとBluetoothが一体になったUSB接続のアダプターなどがあります。

ディスプレイ(モニタ)は実店舗購入もあり

モニタ一体型のノートPCと異なり、デスクトップPCは別途ディスプレイも用意する必要があります。筆者は手持ちの液晶モニタを再利用したので今回PC購入時には選んでいませんが、BTOパソコンショップではディスプレイもオプションとしてパソコンと一緒に購入できます。

価格を見ると値引きもあって意外とお得に買えるようですが、もし可能ならば実店舗で画面の映り具合を確認してから購入した方が良いと個人的には思います。安いディスプレイだと、画面がテカテカで目が疲れてしまう場合もありますからね。ディスプレイは自分の好みの明るさ・色合いを確かめて選ぶのがオススメです。

まとめ

以上、BTOパソコンを購入するときのカスタマイズポイントでした。簡単にまとめると、

  • ケースサイズはできればミニタワー以上
  • 電源は容量アップ+ブランド電源を
  • メモリは後でも増設可
  • CPUは使用目的+予算で相談。できればCoreシリーズを
  • SSDとHDDはお好みで
  • CPUファンやケースファンなど余裕があれば冷却化

といった感じでしょうか。

カスタマイズは上を見れば青天井、予算がいくらあっても足りませんが、どうしてもはずせないところ、優先順位を自分で付けてカスタマイズすると取捨選択ができるのではないでしょうか。

ちなみに筆者の場合は特に冷却性能を重視し、CPUファンを高性能なものにしたり、ケースファンをフロントに追加しました。またそれに伴う電力消費量のアップに備え、電源を強化しました。

BTOパソコンが買えるネットショップですが、筆者が横断した範囲では下記のようなショップがありました。

筆者はドスパラのBTOデスクトップを購入し、現在も問題なく使えているのでドスパラに対してはある程度の信頼があります。またその他メーカー・ショップも長年営業をしているものばかりですので、実績があると考えても良いでしょう。

価格帯も同じようなレベルのものでしたらどのショップも差異は少ないので、その時やっているキャンペーン(メモリ追加、SSD換装、オプションサービスなど)で選んでしまって問題ないのではないでしょうか。

ただしDELLやHPなどは電源容量が少なかったり、また公式サイトにスペックの記載がない場合があるので要注意。ビジネス用途であれば問題ないかもしれませんが、それ以上の機能・動作を求める場合は電源をカスタムできるショップでカスタマイズをシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

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