息子が中学1年生になったのですが、学校で使う用に国語辞書を新調することに。
が、「国語辞典」と一口に言ってもいろいろある!
どれを選んだら良いか迷います。
迷うポイントとしては、
- 内容がしっかりしているか?
- 学生向きか?
- 大きさは?重たくないか?
- 読みやすいか?
- 収録されている言葉の数は?
などでしょうか。
価格に関しては、広辞苑のような大型の辞典をのぞき、大体3,000円前後のものが多いようです。
ネットを見たり書店で実際に辞書を手にとってみたり。最終的に選んだのは…。
三省堂 現代新国語辞典
三省堂より出版されている、「三省堂 現代新国語辞典(第5版)」を購入しました。
水色のカバーが爽やかな国語辞典。第5版の発行は2015年1月。
購入の決め手としては、高校生になっても使えそうだったこと。
またケース裏面の説明に記載の
「『国語総合』『現代文』ほか最新の高校教科書を丹念に調査し、大型辞典にも載っていない語句まで採録する唯一の辞典」
という一文も、印象に残りました。
これだったら高校に入っても、引き続き使えるかなー、と。
帯によると、「平成26年度文化審議会【「異字同訓」の漢字の使い分け例】ほか、新【常用漢字表】【敬語の指針】など最新の国語施策に準拠」とのこと。
収録語数は7万7千語です。
その他の特徴
その他、「三省堂 現代新国語辞典」の特徴など。
「小口」(こぐち。指でめくる部分)です。
わかりやすい色で色分けされ、「あ」「か」といった見出しも読みやすい。
指でパラパラとめくった感触もスムーズで気持ち良いです。
実際の中身はこんな感じ。赤と黒の二色刷り。時折イラストなども挟み込まれます。
文字部分アップ。個人的にはとても読みやすいと感じました。文字の大きさや余白がちょうど良い、という印象。
また見出しのフォント・太さのバランスが絶妙で、スッと目に入ってきます。
いくつか単語を引きましたが、簡潔に説明されていて頭に入りやすい。重さも約750gで、中学生男子の持ち物としては程よい感じ。全体的に好感の持てる作りです。
その他の購入候補
ネットの国語辞典売れ筋ランキングや評判などを見たところ、下記のような辞典が候補に上がりました。
三省堂の「新明解国語辞典 第7版」。これはいくつかカバーのタイプが異なるものがあるようでしたが、中身は全部一緒とのこと。書店でもプッシュされてる感じ。
同じく三省堂の「三省堂国語辞典 第7版」。「新明解」とつかない方。
辞書と言ったら岩波、という印象があったので、結構迷った「岩波国語辞典」。
オススメの辞書などを調べると、「国語辞典は2冊持っておいた方が良い」という意見をいくつか見かけました。
辞書によって語句の説明やニュアンスが微妙に変わったりするので、やはり複数の記載を確認した方が良い、ということでしょう。
また子どもが辞書を使い込むようになってきたら、2冊目を選んでみようかな。(そこまで勉強してくれるといいのだけれどw)
なお辞書作りの裏側を知りたい人には、編纂に関わる人々を描く「舟を編む」がオススメ。
辞書・辞典がどんな想いを込めて編まれているか、ということが感じられておもしろいですよ。
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