レンタルサーバーって又貸しできるの?

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月額1,000円クラスのレンタルサーバーの容量も、1契約で数百GB、というのが珍しくなくなりました。これはブログやWEBサイトを複数立てたり、メールをガンガン使っても、十分余裕があるものです。

そこでふと湧くのが、「自分が今使っているサーバースペースって、人に貸せるんだろうか…?」という疑問。余っているスペースを貸してお金を取れば、上手く行けば儲かってしまう!ウマウマです(笑)。

ですが、そもそも人から借りているものを、勝手に又貸ししていいのか?とも思いますよね。本記事ではそんな、レンタルサーバーで気になることをまとめてみました。

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レンタルサーバーにおける「再販」

「又貸し」って書くとちょっと俗っぽいのですが、要は「再販」ですね。では何が再販に当たるのか?

本ブログが利用している「エックスサーバー」のマニュアルから「再販について」を見てみると、

当サービスでは、有償・無償を問わず、ご契約名義以外の第三者に、サーバーリソースの一部を貸与する行為を「再販」と定義し、原則として禁止しています。

と記載されています(2020年12月現在)。

契約者がエックスサーバーのディスクスペースの一部を、自身以外の第三者に使わせると、それが「再販」にあたる、ということですね。

これはあくまでもエックスサーバー上の定義ですが、「再販」がどのようなものか、ということがイメージできるのではないでしょうか。

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再販の具体的なケース

もう少し具体的に、再販のケースを見てみます。

先程のエックスサーバーの定義によると、「有償・無償問わず」「第三者に」「サーバーリソースを使わせる」といったことが、再販とみなされるようです。

例えば

  • 自分の契約スペースを、有料または無料で友人・知人に貸す
  • 第三者にWordPressブログを設置して自由に使わせる

などは、少なくともエックスサーバーにおいては再販に当たるでしょう。

一方、

  • レンタルサーバー契約者が、サイト制作者に管理・運営を委託している

のように、契約者と実質的な利用者が異なるというケースもあるでしょう。

これはレンタルサーバーの使用パターンとして充分想定される話なので、エックスサーバーでも

再販が可能な事例
・ウェブ制作代行業務において、顧客サイトをサーバー上に構築する
・家族内や友人同士のサークル内などで、サイト作成やメールアドレス使用のためにサーバーを共同で利用する

のように、「再販が可能なケース」として定義されています。

レンタルサーバー「ロリポップ!」でも、

契約者と管理者が異なっても大丈夫ですか?

利用規約にも記載の通り、管理者様がサイト制作を制作会社様へ委託されている場合など、ご契約者様と実際の管理者様が異なっていても問題ございません。

と、「利用規約」に記載されています。

実際にはレンタルサーバー事業者によって、再販の定義が異なる場合があります。自身のやりたいことが「再販」に当たるかどうかの判断については、まずは各事業者の規約・マニュアル・Q&Aなどを確認してみましょう。

それでもわからない場合・判断がつかない場合は、直接問い合わせをしての確認をオススメします。

レンタルサーバー各社の再販対応状況

それではレンタルサーバー各社における、再販の対応状況を見てみます。月額約1,000円前後で利用できるレンタルサーバー中心です。

エックスサーバー条件付きで○
ロリポップ!
お名前.comレンタルサーバー条件付きで○
ColorfulBox(カラフルボックス)
mixhost
ヘテムル
CORESERVER(コアサーバー)

こうやって見ると、再販OKなレンタルサーバーが多いな、という印象ですね。もっと少ないかと思ってた。

再販に条件があるレンタルサーバーでは、例えばエックスサーバーでは「再販に関する必要条件」として、マニュアルに下記のような記載があります。

・当サービスの契約者と再販先とは、直接連絡が可能な状態であること
・不特定の相手を再販先としないこと
・再販先は、一法人または一個人、または家族やサークルなどの特定の一団体をそれぞれ1ユーザーとし、計5ユーザーまでとすること
・契約者は、再販先に対して、禁止事項など当サービスにおける利用規約を説明し、遵守させること
・再販先へのサービス上のサポートは、契約者自身が行うこと
・サーバーに多大な負荷をかけないこと

またお名前.comレンタルサーバーではヘルプサポートにおいて、

Q.【レンタルサーバー】再販はできますか?

会員が事前に再販の申請をし、お名前.comが許可した場合のみ再販が可能となっております。
再販をご希望の場合にはこちらを参照し、申請フォームより必要事項を記入の上、ご申請ください。
ご申請いただいた内容を確認後、弊社よりメールにてお手続き方法をご案内いたします。

のように、事前申請があることを記載しています。

逆に再販可を明記しているレンタルサーバーでは、例えばmixhostならヘルプで

再販は可能ですか?

アカウント領域を第三者に貸し出す事が可能です。

とはっきり書いていたりもしますが、再販の条件がよくわからない事業者もあります。

いずれにしてもユーザーは、レンタルサーバー事業者の規約を守る必要があります。再販にあたって不安がある場合は事前に問い合わせてみましょう。

再販における注意

最後、再販にあたって注意したい事柄です。

まず、サーバーに過度な負担をかける運用を避けること。これは再販に限った話ではありませんが、問題のあるプログラムを実行するなどしてサーバーリソースを過大に使うと、特に共用サーバーでは他のユーザーに多大な迷惑をかけてしまいます。

また、ディスクスペースを使っている第三者にも、サービス規約を遵守するよう求める必要があります。アダルト禁止なのに該当するコンテンツをアップしていた、といったことがあれば、アカウント全体がサービス利用停止になる可能性もあります。

再販をするのであれば、アカウント全体でレンタルサーバーの規約を守る、といった姿勢・チェックが必要になるでしょう。

まとめ

以上、レンタルサーバーの又貸し・再販のお話でした。

最近はレンタルサーバーの性能がどんどん上がってきて、一人で使うにはもったいないからシェアしよう!と考えられるかもしれません。

そのような場合は、利用しているレンタルサーバーがそもそも再販可能か、また再販する場合にはどのようなケースが想定されるか、を熟慮してからご利用されることをオススメします。

なお上記の内容は、記事作成現在のものです。サービス各社の提供内容に関する最新の情報につきましては、各事業者のWEBサイト等でのご確認をお願いします。


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