数年使って感じる電子書籍のメリット・デメリット。使いやすいストアは?

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初めて電子書籍を使ってから約8年。その便利さから、すっかり手放せない存在となりました。しかし長年使っていると紙書籍との読書感の違いや、その長所・短所など、気づくことがいろいろとあります。

それを踏まえて、電子書籍をこれから使ってみたいけどよくわからない、という初心者の方向けに、電子書籍のメリット・デメリットのまとめと、使いやすい電子書籍ストアなどをご紹介します。

電子書籍のメリット・デメリット

実際に使って感じた、電子書籍のメリット・デメリットのまとめです。参考までに、筆者の読書環境はAndroidタブレットとWindowsパソコンがメイン。時々スマホ(Android)でも読みます。また電子書籍ストアは複数のストアを併用して使っています。

メリット

電子書籍のメリットにいろいろありますが、大きく感じるのは以下の点。

  • 本の保管スペースがいらない
  • 大量の書籍データを一度に持ち運びしできる
  • ストアでセール・ポイント還元など各種キャンペーンが行われる
  • 店舗に行かなくてもオンラインで買える
  • 試し読みができる

最大のメリットは「場所を取らない」「持ち運びがしやすい」でしょう。スマホやタブレットを利用すれば、数百冊以上の本を一度に持ち運びすることができます(※データ容量にもよります)。

またネット環境があれば、その場ですぐに購入可能→ダウンロードして読むことができるのも魅力。わざわざ本屋に行くという手間がありません(書店に行くことはまた別に良いことがあるのですが)。特に発売日を迎えた本を、日付が変わった瞬間に購入→すぐ読めるのはとても便利。

さらに電子書籍ならではの便利なポイントは、ストアで試し読みができること。特にコミックなどは、事前にさわりだけでも読めると、購入の大きな参考になります。またシリーズ本は一冊丸々試しよみできたり、本によっては0円で購入できることも。

値引き・ポイントバックなどのキャンペーンも頻繁に行われているので、本を多読したい方には大きな助けとなるでしょう。

デメリット

続いて電子書籍のデメリットです。

  • 読むために端末・電気が必要
  • 電子書籍向きでは無い本がある
  • 電子書籍化されていない本もいっぱいある
  • 複数の本を並べて読めない
  • 貸し借りがしにくい
  • サービスが終了する可能性がある

といった点が電子書籍の主な短所でしょうか。

最大のデメリットは「端末が無いと読めない」でしょう。仮に数百冊の電子書籍を持っていたとしても、端末がなければ読書ができません。またスマホやタブレットなどバッテリーが長期間もたない端末では、電気が通っていない場所では活用できません(※後述の電子書籍専用端末ならば、バッテリーの持ちが良いです)。

また電子書籍での閲覧に不向きな本もあります。代表格としては、文字の細かい雑誌や固定レイアウトの本(ページ全体が画像になっていて、文字の拡大ができない)。個人的には、それらの読書には9~10インチ程度のタブレットが必要だと思います。

ほか、地味~に不便なのが、本を並べて読めないこと。ありませんか?複数の本を見比べたい時。しかし端末が一つしかないと、表示している本を切り替えるしかありません。

最大のネックは、電子書籍ストアのサービスが終了する可能性を持つこと。とは言え、こればかりはどうしようもありません。自分は「どんなサービスにも終わりはある」と思って、割り切って使っています。

ほか電子書籍について

メリット・デメリット以外の、電子書籍に関するお話です。

紙書籍との使い分けも

デメリットでも書いたように電子向けではない書籍もあるため、100%の電子移行は難しいかもしれません。

長年、電子書籍を利用してきた経験から、書籍の種類で電子書籍と紙書籍の使い分け、がオススメ。電子書籍向きの本・ジャンルは電子書籍に集約し、それ以外は紙書籍を購入、という形式です。

例えば小説・実用書などテキスト中心の書籍と、漫画(コミック)は電子書籍中心での読書が便利。

文字中心の本はテキストの大きさを変更することにより、読みやすさがアップ。漫画(コミック)は特にシリーズものは場所を取るので、電子化で本棚スッキリ。写真集なども電子書籍と相性が良いです。

一方、雑誌や専門書は文字サイズを変更できない「固定レイアウト」であることが多く、特に小さい端末では読書が困難。これらは紙書籍での読書向き。もし電子書籍で雑誌・専門書を読むならば、9~10インチサイズのタブレットなどがオススメです。

電子書籍用の端末選び

電子書籍を読むためには端末が必要。というわけで端末の話。

筆者は電子書籍を読むのに8インチのAndroid(アンドロイド)タブレットを使っています。ほか、WindowsのChromeブラウザで読むこともあります。

個人的には電子書籍、特に漫画を読むには、7~8インチサイズのタブレットが最適だと感じていますが、その他選択肢としては9~10インチサイズのタブレットや、AmazonのKindle端末など電子書籍ストア専用の端末を使う、という方法があります。

以下、それぞれの端末の特徴など。

電子書籍専用端末

電子書籍用の専用端末は、Kindle端末楽天Kobo端末の2択と言っていいでしょう。かつてはBookLive!やSony Readerなどの専用端末がありましたが、現在はほぼ、この2機種が主流。

これら専用端末を利用するということは、Kindleか楽天Kobo、どちらかの電子書籍ストアをメインで使う、ということになります。どちらがオススメかと言えば、Amazonの便利さを勘案してKindle端末を推したいところ。

端末の一例。↓こちらは「Kindle」。

↓こちらは上位モデルの「Kindle Paperwhite」。

他にも「Kindle Oasis」などの機種が用意されています。

AmazonのKindle端末カテゴリはこちら

これらはAndorid端末やiOS端末と異なり、画面表示に目に優しい「e-inkスクリーン」を採用しているのが特徴。スマホ・タブレットのように、新たにアプリをインストールする、といった使い方はできませんが、電力消費が少なくバッテリーの持ちが良い、というメリットがあります。また比較的軽量であるのも、読書向きです。

タブレットPC

複数の電子書籍ストアを併用したいという場合は、タブレットPCの利用がオススメ(筆者もこのスタイル)。

専用端末と違い、各電子書籍ストたのアプリをインストールすることで、複数ストアの本を読むことができます。Kindleも、楽天Koboも、その他の電子書籍ストアも、ストアで購入した本を読むためのアプリを無料配布しています。

また電子書籍専用端末ではないので、電子書籍以外にも、インターネットの利用やゲームアプリなど、電子書籍以外の利用でも活躍

サイズは片手持ちしたいのであれば、必然的に7~8インチサイズが選択肢に。より大きな画面で見たい、という場合は9~10インチ以上のサイズが視野に入ります。

OSは、AndroidかiOSの実質2択。iOSの場合は、7~8インチならばiPad mini4(7.9インチ)が選択肢として上がります。

価格は4万円台後半、Android端末に較べるとややお高め。Apple製品は高品質なのですが、特にApple製品にこだわりがないのであればもう少し安価なAndroid端末が視野に入ってきます。

7~8インチのAndroidタブレットとしては、HUAWRI・NECの製品が2万円台前後でそこそこの性能。中国系メーカーのタブレットならば、もっと安価な製品もあります。が、最近はこのサイズのAndroidタブレットは、魅力的な製品がないんですよね…。

Amazon:Androidタブレット

電子書籍ように安価な端末が欲しい、という場合は、Androidタブレットをチェックしてみてください。

ほか、雑誌や専門書などを電子書籍読みたいという場合は、iPadも含めた9~10インチ以上のタブレットが良いでしょう。

筆者は現在、液晶サイズは7.9インチの「ASUS ZenPad 3 8.0」を使っています(現在はおそらく生産終了)。もし買い換えるならば、次はiPad miniかiPadぐらいかな、と考えています。

電子書籍ストアの選び方

上記を踏まえて電子書籍の選び方、です。

様々な電子書籍ストアが乱立し、どのサービスを利用するか?は悩ましいところ。その中でサービスを選ぶ基準として重要視したいのは、「電子書籍の読みやすさ」。

値引きセールやポイント還元ももちろん重要ですが、どんなに安くても、肝心の電子書籍が読みにくければ、ストレスを感じてしまいます。例えばスマホ・タブレットやPCなど、利用する端末で電子書籍がストレスなく読めるか、が重要です。

そこで個人的には、複数の電子書籍ストアの併用がオススメ。

電子書籍はストアによって、一部配信書籍が異なることがあります。そのため複数のサービスを併用すると、より多くの書籍をカバーすることができます。

また電子書籍ストアでは、各ストア横断の共通セールのほか、ストア独自のセール・ポイント還元を行うことがあります。上手に利用すると、よりお得に電子書籍の購入ができます。

なお電子書籍ストア併用のデメリットとしては、

  • アプリを利用ストア分だけインストールする必要がある
  • 利用ストア分だけアカウントを作る必要がある
  • どのストアで何の本を買ったか把握しておく必要がある

などが考えられます。あれ、あの本どこで買ったっけ?となることも、時々ありますw。いろいろ試しで使ったあとは、メインで使うストアを2~3ぐらいに絞ると良いでしょう。実用書はA書店で漫画はB書店、のような使い分けもアリ。

電子書籍ストアでは無料で読める本も多数用意されているので、アプリの使い心地、電子書籍の読みやすさを試してみてください。

おすすめ電子書籍ストア

以下は、筆者おすすめの電子書籍ストアをご紹介。複数のストアを利用していますが、特にKindleとBookLive!をメインに使っています。

Amazon(Kindle)

電子書籍ストアとしてははずせない、AmazonのKindleストア。アプリのアップデートが頻繁に行われ、読みやすさを追求しています。ユーザーが多い、という安心感もあり。

Kindleストアの魅力は、時々とんでもないセール・ポイント還元キャンペーンをするところ。90%引きとか100%ポイント還元とか。日替わりセール・月替わりセールなどの定期セールも行われています。

その他、月額読み放題サービス「Kindle Unlimited」を提供や、個人でもKindleで電子書籍を配信できる機能を備えています。Kindle Paperwhiteなど電子書籍専用端末を販売しているのも特徴的です。

Amazon Kindleストア

BookLive!(ブックライブ)

筆者がKindleと同じぐらい、いや、それ以上に利用しているBookLive!。印刷業界最大手の凸版印刷グループの電子書籍ストアです。

まずアプリでの電子書籍が、非常に!読みやすい。アプリはもちろん、パソコンのブラウザによる電子書籍購読がストレスなくスムーズにできるのも魅力。

またクーポン配布による値引きや、頻繁に行われる独自セール・キャンペーンがあり、電子書籍の購入もお得。無料本やセール中の本がひと目でわかるまとめページや、各種キャンペーン専用ページもあるので、お得な本がわかりやすいのも便利です。

筆者はKindleとBookLive!をメインで使っていますが、特に漫画はBookLive!でよく購入します。Tポイントが使えるのも嬉しいところ。

BookLive!(ブックライブ)

DMM電子書籍

各種ネットサービスでもおなじみのDMM。その電子書籍部門がDMM電子書籍。これが意外と使いやすい電子書籍ストア。アプリは縦スクロール対応など、独自の便利機能を搭載。読み心地もスムーズです。

特筆すべきは、やはり成人向けジャンルの充実。近年、電子書籍ストアは大人をターゲットにしたジャンルに力を入れる傾向にありますが、DMM電子書籍はそのジャンルにおいて電子書籍ストアNo.1と言ってもいいのでは。

50%オフのセールが頻繁に行われ、DMM電子書籍のみの独占配信もあり。他のストアの追随を許さない充実度は、特筆ものです。

【DMM.com 電子書籍】

honto(ホント)

BookLive!は凸版印刷系ですが、それと対をなす大手印刷の大日本印刷株式会社が運営する電子書籍ストアが、honto(ホント)

hontoはAmazonなどと同様、電子書籍と紙書籍を併売する電子書籍ストア。そのメリットを活かした「読割50」が、他のストアにはないメリット。hontoネットストアや提携書店(丸善・ジュンク堂・文教堂など)で対象の紙書籍を購入すると、同一の電子版が紙書籍の購入から5年間、50%オフで購入できます(※対象書籍のみ)。

例えば専門書のような紙書籍で読みたいけど、持ち運びするには重たい書籍も、読割50を利用すれば据え置き用と端末用を比較的安価に揃えられることに。クーポンの配布も頻繁にあり、また実店舗での購入でもポイントが貯まるのもメリット。

honto(ホント)

ebookjapan(イーブックジャパン)

電子書籍ストアとしては老舗的存在のebookjapan。近年、Yahoo! Japanと完全に統合。Yahoo!の電子書籍ストア、という位置づけになりました。

アプリの読みやすさはまあまあ。機能的にはもうちょっと設定項目が欲しいかな、という感じ。メリットはYahoo!のIDでサービスが利用できることと、最近話題のPayPay(ペイペイ)で支払いができる、ということ。

Yahoo! JapanのIDを持っていて、他に電子書籍ストアのアカウントを作りたくない、という方向き。

ebookjapan

Reader Store

Sony系列の電子書籍ストアであるReader Store(リーダーストア)。サービス提供開始は2010年と、意外と歴史のあるストアです。

近年サイトをリニューアルし、グッと使い勝手が良くなりました。アプリでもブラウザでも、スムーズに書籍が読めます。

ポイントは独自のReader Storeポイント以外にも、ソニーポイントが利用可能。ポイントアップキャンペーンや、ポイントプレゼントなども随時開催され、お得な電子書籍購入の手助けとなっています。

ソニーの電子書籍ストア【Reader Store】

まとめ

以上、電子書籍のメリット・デメリットや、端末・ストアの選び方でした。

紙書籍・電子書籍ともそれぞれ長所・短所を持ちますが、一度つかってみると手放せない便利さが、電子書籍にはあります。本記事が、電子書籍は使ったことがないけど一度利用してみようかな、という方の参考になれば幸いです。

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